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   <title>20代で起業した人の考え方・仕事のやり方</title>
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   <updated>2008-02-16T10:45:14Z</updated>
   <subtitle>なるほど！ なぜあの人は、会社を飛び出してもやっていけるのかがわかった。</subtitle>
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   <title>1. 東京の「役者志望」から、和歌山の「水道工事店経営者」に</title>
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   <published>2007-06-13T06:41:18Z</published>
   <updated>2008-02-16T10:45:14Z</updated>
   
   <summary>平岡水道設備　平岡智秀 images/hito/070601.jpg&quot; widt...</summary>
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      <![CDATA[<span class="corp">平岡水道設備</span>　<span class="name">平岡智秀</span>

<img src="<$MTBlogURL$>images/hito/070601.jpg" width="180" height="274" style="float:right;margin-left:10px;margin-bottom:25px" />1979年和歌山県生まれ。智辯和歌山高校卒。早稲田大学法学部中退。人口１万人足らずの小さな町の水道工事店「平岡水道設備」に生まれる。家庭の都合により、20歳で家業を引き継ぐことを決意。中・高・大と培った舞台の経験から「お客様の人生の登場人物になること」をセールスの要に置き、また、最新かつ定番のマーケティング手法を地域の属性に合わせ用いた「超地域密着マーケティング」を研究・実践することで、大手やビルダーを抑え、１部上場メーカー主催販売レースにおいて２年連続県内総合１位。個人商店では関西１位となる。 



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      <![CDATA[<div id="qa">

<div id="question">平岡さんが一度上京してから、再び地元に戻り家業を継いだ経緯は？</div>

父の密な人間関係下での仕事を見てきた影響で、子供の頃から「コミュニケーション」や「表現」に興味がありました。
それがきっかけで演劇を始め、早稲田大学の演劇研究会に憧れ上京しました。
だが２０歳の時に家庭の事情で兄弟の誰かが実家に帰らなければならなくなりました。
そこで、大学を中退して、家業を継ぐことにしました。


<div id="question">その時の心境は？</div>

当時、演劇とは役者として台本を再現するだけで、本当の世界の表現には勝てない偽物の世界なのでは、と疑問を感じていました。
だから本当の表現を追求するには自分という役が必要だと思っていた私は、その話を聞き、ビジネスマンとして真の役者になれるチャンスだと思い、周囲の反対を押し切って帰郷を決意しました。
そのときの決断は計画的なものといより、衝動的なものでした。


<div id="question">地元に戻り、どんな苦労がありましたか？</div>

仕事を教わっていた番頭が辞めてしまい、頼れる人がいなくなったことです。
父は仕事を教えない方針の人だったので、全責任をひとりで背負いながら働かなければならなくなりました。
そのような状況下で３年間くらい学びながら必死に仕事をしました。	

<div id="question">仕事をする中で転機となったことは？
</div>

勉強を始めたことです。
具体的に何をしたかというと、２５歳のときから、ビジネス書を１日１冊読み始めました。
加えて、和歌山若手起業家勉強会「ネクストステージ」などへも参加しました。
そのように取り組んでいると、だんだんと仕事で実績を出せていないことにストレスを感じる始めました。そこで、実績が出ていないのなら実績をつくろう、と決意し、さらに前向きに仕事をするようになりました。
本や勉強会で学んだことを自分のビジネスに使い始めると、業績が徐々に上向きになっていきました。


<div id="question">そんな平岡さんの今後の展開については？</div>

個人的には、自分をプロモーションしたい人や僕と同じような環境にいる人を助けることです。
ビジネスとしては、地域の発展に貢献することですね。
これらを通じ、今までお世話になってきた人を助けたていきたいと考えています。
</div>]]>
   </content>
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   <title>2. 「フレームワークを壊すこと」を考えながら仕事をしている</title>
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   <published>2007-06-12T06:48:39Z</published>
   <updated>2008-02-17T07:41:35Z</updated>
   
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      <![CDATA[<h3 class="entry-header"><$MTEntryTitle$></h3>[mp3:http://www.busitre.com/twenties/podcast/070601_2.mp3:第2部]]]>
      <![CDATA[<div id="qa">

<div id="question">平岡さんは家業を継がなかったら、企業に就職するつもりでしたか？</div>

そうですね、演劇のように「自己表現」することが好きだったので、広告関係の会社に入りたいと思っていました。
だから電通の主催するコンテストに応募したりもしていましたね(笑)


<div id="question">会社勤めをしている昔の同級生たちは楽しそうに働いていると思いますか？</div>

当然ですけど、楽しんでいる人、そうでない人、両方いますね。
人によりますが、仕事を楽しめる人とそうでないの違いは、自分から学ぼとしているかどうかにかかっていると思います。
仕事を楽しめる人は環境に対して、言い訳をしていません。
例えばある理系の友人は、メーカーで商品管理を希望していましが、マーケティングよりの部署に配属されました。
ですが、マーケティングに関わる喜びを見つけ出し、与えられた環境を素直に楽しんでいます。
彼は入社１年半ほどしか経ってませんが、前向きに学びを得て、すでに結果も出しています。


<div id="question">平岡さん独自の仕事を楽しむ工夫はありますか？</div>

私は、人が示すフレームワークを壊してやろうと考えています。

例えば、役者時代はよく用意された台詞よりも良いと思うものを自分で作り上げたりしていました。

それを事前に何日間も練習をすることで、いざ発表のときには劇団のコーチが怒る隙もなく、周囲から拍手喝采を受け認められるようなものに作り込みました。そして、実際、皆から拍手を受けていました。

組織にいたら、出る杭を抑える人、変わったことをするのを良しとしない人がいるかもしれないが、その人たちを超えることのできるような画策をすることって、すごく大事なだと思いますね。


<div id="question">年間１００冊のビジネス書を読み、自身でもマーケティングの本を執筆した平岡さんのオススメのマーケティングの本は？</div>

「シュガーマンのマーケティング３０の法則」です。
この一冊にはかのシュガーマンの法則が３０個も凝縮されているので、どんなビジネスにも何かしら役に立つものが１つはあります。
そして、大事なのは、これらの法則を１つ１つ試してみることです。
このトライ＆エラーを出来るだけ素早くやることが大切です。できるなら、同時に試してみることで、さらなる相乗効果が期待できると思います。


<div id="question">今までの人生で一番役に立った本は何ですか？</div>

鈴木大拙さんの「禅と日本文化」です。
私はこれを座右の書としてよく読んでいます。一見ビジネスと関係なく見えますが、逆です。

こういうことを学ぶだけの心の余裕を持て、ということなんです。
禅って何なんだ、っていうことを真剣に考えているビジネスマンは、貧乏にならないを学ぶだけの心の余裕を持つべきだと考えています。

また、この本には、一見ビジネスに関係なさそうな話の中に、実はビジネスに通じる要素が隠されています。
例えば、一つのジャンルに飛び抜けた人間は全てのジャンルに通じる、などの話です。

ですので、この本は特に２０代の若い人に読んでほしいです。


平岡さん、本日はどうもありがとうございました。


</div>]]>
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   <title>１.　サラリーマン時代の「悶々とした日々」が独立のきっかけ</title>
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   <published>2007-05-06T11:14:24Z</published>
   <updated>2008-02-17T07:42:18Z</updated>
   
   <summary>株式会社グローバルモバイル代表取締役　豊田圭一 images/hito/abou...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.busitre.com/twenties/">
      <![CDATA[<span class="corp">株式会社グローバルモバイル代表取締役</span>　<span class="name">豊田圭一</span>

<img src="<$MTBlogURL$>images/hito/about_toyoda.jpg" width="180" height="268" style="float:right;margin-left:10px;margin-bottom:25px" />1969年埼玉生まれ。幼少時をアルゼンチンで過ごす。上智大学卒業後、清水建設株式会社入社。1年間の建設現場勤務後、海外事業部にて海外工事の原価管理を担当。94年12月に退社し、清水建設の先輩2人が起こした海外教育コンサルティング事業に参画。個人を対象とした留学コンサルティングのほか、大手英会話スクールの留学事業立ち上げ、企業派遣留学のサポートに関わる。その傍ら、国際通信企業の顧問やSNS開発会社の創業者兼取締役として活動後、2004年海外携帯サービス事業を起業。


現在、オーベクス国際交流協会副代表、株式会社グローバルモバイル代表取締役、All About［留学・インターンシップ］ガイド、内閣府認定NPO留学協会理事として活動中。2005～2007年は厚生労働省委託事業（委員会）の委員も務めている。


<h3 class="entry-header"><$MTEntryTitle$></h3>[mp3:http://www.busitre.com/twenties/podcast/070501_1.mp3:第1章]]]>
      <![CDATA[<div id="qa">

<div id="question">まず、豊田さんの今のお仕事について簡単にご説明してください。</div>

僕の今の会社は二つあります。
一つは留学コンサルティング会社です。留学したい人がどのような留学をしたいのか聞き、学校を探し、手続きをします。
もう一つの会社はそこから派生したものです。ターゲット層が似ていたので始めたものなんですが、海外携帯電話を貸し出す会社もやっています。
会社としてはこの二つですね。
あと「Ａｌｌ　ａｂｏｕｔ」というサイトで留学インターンシップというテーマのガイドをしています。
業務としてはこの三つがメインです。


<div id="question">今やっている会社と前職はまったく違うと聞きましたが？</div>

前職は清水建設という建設会社です。
サラリーマン生活は２年と９ヶ月しか経験してないです。
最初の３年弱、サラリーマン生活をして、そのあとの１２年は独立して働いています。
サラリーマン時代はとても昔の話ですが、現職とはまったく畑が違いますね。


<div id="question">２０代で企業もすごいですが、勤め始めてからたった３年弱で、よく思い切って起業できましたね。</div>

独立しようとは、これっぽっちも思っていませんでした。
先輩に誘われ、いつの間にか起業に参加していた感じですね。
もっと一生懸命考えて、２０代や30代で独立している社長もたくさんいるかもしれませんが、僕の場合はあまり考えずに、結果的に独立していたという要素が強いですね。


<div id="question">大手ゼネコンでの仕事と留学関係の仕事はまったく違うと思うのですが、上手く前職のノウハウを活用できたことはありますか？</div>

前職を活用したことはほとんどないです。だから２５歳で独立できのだと思います。
３年弱しか働いていなかったので、独立当初は真っ白な状態でした。けれども、それが良かったのかもしれません。
何年も働いていたら、自分の中に核のようなものが出来てしまいますが、僕は真っ白だったので、何にでも変化できました。それが良かったのかもしれません。


<div id="question">では、独立・起業の本を読み漁ったりとかはせずに？</div>

一冊も読みませんでした。「起業」という言葉も知りませんでした。当時は、バブルがはじけた数年後で、起業という機運はありませんでした。


<div id="question">豊田さんの著作中に「役に立ったことはあまりなさそうだったけど、今考えると役にたってたな」ということが、会社員時代のエピソードがいくつか登場していますよね。</div>

社会人としての基本を学んだのは、最初の会社でした。
ゼネコンで、最初は現場配属でした。現場は中小企業社会の、日本の社会の縮図のようでした。
清水建設が頭にあって、そこに下請け、孫請けがあって。工事現場では何十人、何百人が働いていましたが、まさに中小企業の、日本社会の縮図がそこにあったんです。
それを垣間見られたこと、上から全体を見られたことは良かったですね。
あと、現場の「事務屋」という何でも屋として、朝弁当の手配から弁当が来たら味噌汁を作ったり、ごみを片付けたり、そういうのを全部やりました。それも本当に勉強・経験になりました。


<div id="question">少しでも社会人の勉強をしたっていうのは良かったということですね？</div>

良かったですね。
あと形としてはないが、無形な財産としてあるのは、一流・大手の企業に入ったというのは自分の中で何かのプライドになっている気がします。
人間は、結局どういう人間であっても他人からの評価対象。仕事をするにしても何をするにしても、評価されてなんぼです。一流企業にいたというのは、自分の力ではなくて、他人のふんどしを履いていることに過ぎませんが、その第一段階として「○○会社にいました」ということ、そういう世間に知られている会社にいたたいうことは、他人からある程度評価される部分もあると思います。
大手ゼネコンにいたことは、自分なりにプライドとなっているなと思っています。


<div id="question">会社員の頃に、夢や希望があって会社に入ることは多いですよね。だから、会社の中でどんどん出世していこうとかそういう考えはなかったのでしょうか？</div>

そういうことは考えられませんでした。当時はまだ２４，５で、まだまだ社会全体、社内全体を見られていたわけではありませんが、「こういう３０歳代になりたいな、４０歳代になりたいな、５０歳代になりたいな」という人は一人もいませんでした。
就職活動をしたときは、バブルの破裂寸前で、日本中が浮かれていました。どんどん右肩上がりで行くのだろうなという想いで就職活動をしていました。
しかし、バブルは入社直前に弾けました。そして、誰もが暗くなりました。
入社式で「私たち人事部は採用を誤りました。人を採りすぎました」とも言われたほどです。
僕は海外事業部に配属のはずだったんですが、バブルがはじけたので、結局、国内の現場に配属になりました。海外にどんどん出て行きたかったのに出て行けず、悶々とした日々を過ごしました。



<div id="question">若くして独立した人の話を聞くと、単純に２パターンあると思います。
１つは、会社の中でエース級の人が仕事に物足りなくなって独立というパターン。
もう１つは。あまり自分に仕事が向いていないと悶々として、独立するというパターン。悪く言うと、会社員としてはあまり活躍できなかった人です。
豊田さんはどちらに当てはまると思いますか？
</div>

僕はどちらにも当てはまらないです。
少なくとも前者ではありません。後者かというと後者でもなく、仕事はすごくしたかったんです。
ただ業務が縮小気味で、僕に与えられた仕事が、一年目は現場だったが、二、三年目に与えられて仕事がすごく少ない量のルーティンワーク。朝から暇で暇で仕方なく、いつも朝９時から喫煙所でタバコを吸っているような状態でした。仕事をしたいのに与えられない飼い殺しのような状態。
僕は、仕事がデキるかデキないかは分かりませんが、やりたかったんです。

当時は、本当にやることがなかったので、ふざけて、女の子と社内報を出したりしました。自分で作った影の社内報。社員の恋愛話や異動話を載せていました。
あとは毎晩合コン。
夕方４～５時になったら、会社の電話を使っては女の子に電話を掛けてばっかりでした。


<div id="question">楽しそうですね（笑）</div>

でも心のどこかに空虚感がありました。本当は仕事がしたいのに、でも仕事がない。楽しいは楽しいんですが、自分にビジネスパーソンとしての力がついているという気はまったくしませんでした。
だから、このままで居たくないな、とかどっかでこの状況を抜け出したいな、と思っていました。
そんな時、同じ部署に居た先輩に「俺、今度独立するんだ。豊田、どんな夢があるの？何やりたいの？」と聞かれ、「うーん、そうだねー」って思ったのが独立のきっかけでした。
その先輩が独立するときに「面白そうだから手伝うよ」と言って関わったのが留学のコンサルティング会社だったんです。</div>]]>
   </content>
</entry>

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   <title>２.　半年間、給料はゼロ。でも楽しかった。</title>
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   <published>2007-05-05T11:58:58Z</published>
   <updated>2008-02-16T10:45:14Z</updated>
   
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      <![CDATA[<h3 class="entry-header"><$MTEntryTitle$></h3>[mp3:http://www.busitre.com/twenties/podcast/070501_2.mp3:第2章]]]>
      <![CDATA[<div id="qa">

<div id="question">大企業の肩書きを捨て、いざ独立するとなり、不安はありませんでしたか？</div>

不安はゼロでしたね。

というのも、１つは、実家暮らしだったので、生活はどうにかなると思っていました。甘いのですが。

もう一つは、大学時代４年間、休みのときにバックパッカーで海外に行っていたということが関係しています。今でも、格好よく言えば、「人生は旅」だと思っているのです。
バックパッカーでの旅行は、常に先が分からない。けれど、それが結構好きだった。人生も同様です。

あとは、会社が嫌で飛び出したから、飛び出すための引き金として独立を利用させてもらったという面もあります。だから、万が一潰れてもいいや、むしろ潰れた方が面白いかなぐらいの気持ちがありました。潰れたら、旅行で違う町に行くのと同じように、新しいことが待っているのではないか、どういうことが待っているのだろう、という気持ちがどこかにありました。

まだ２５歳だったこと、学生気分が抜けていなかったこと、実家暮らしだったこと、というのがあって、「潰れた方が面白いくらい」の気持ちで独立に参加しました。会社で発揮できなかった自分の力が発揮できるというワクワク感の方が強かったので、全然不安はありませんでした。


<div id="question">独立する、ということを聞いたご家族の反応はいかがでしたか？</div>

父親からは「そんな会社一年で潰れるぞ」と毎日言われました。バブルがはじけて不況の絶頂のときだったので、他の友達や周囲も決してポジティブな反応は全くありませんでした。

でも、母親だけが何も言わずにいました。後から聞いたら僕がサラリーマンを辞める前の半年くらいの表情がすごく暗かったらしいんです。だから辞めるんじゃないかっていう気がしていたと言っていました


<div id="question">よく「夢と現実」ということが言われます。どんどん先に進んでいくという夢とは裏腹に、実際には、壁に当たることもあると思いますが、独立当初は壁の存在を感じていましたか？</div>

壁はしばらく感じませんでした。

自分が能力を発揮して前に進めること自体が楽しかったのです。「売上がどうだ」とか、「会社の規模が・・・」とかいう目標以前に、自分がやりたいと思ったことを、自分の考えで自分の力で出来ることが楽しかったんです。趣味みたいな感じですね。

ビジネスは稼がなければ意味がないので、今となっては「稼ぐ」ということに主眼を置いていますが、当時の気持ち的には自分の力で、自分の考えが形になることが一番楽しかったので、壁にぶち当たった経験は全くありませんでした。


<div id="question">豊田さんが独立したときには給料はどれくらいでしたか？</div>

半年間ゼロ。
半年目から一年目までが月５万。
二年目が月７～８万。
三年目に１０万か１０万ちょっとでした。


<div id="question">そんなとき、夢ややりがいだけでは、事業を継続する気持ちが続かないと思うのですが、よく萎えませんでしたね。</div>

夢がなかったことが良かったのだと思います。
サラリーマン時代が不遇だったので、力を発揮したかったというのが一番の夢だったんです。だから、力を発揮できる場というのが楽しかったんです。
あとはやはり実家に住んでいたので、１０万だろうが１５万だろうが生活は全然できました。飲みには全然行けませんでしたが。


<div id="question">合コンも出来なくなってしまったと?</div>

合コンもゼロですね、ゼロ。
でも合コンする必要がなかったんです。要は憂さ晴らしに合コンしていたので、やりたいことができて、やるべきことがある中で、合コンなんてしたいとも思いませんでした。


<div id="question">話は変わって、会社員だった頃と独立してからの仕事のスタイルって変わりましたか？</div>

受身か、受身じゃないかっていうことが大きく変わりました。
サラリーマンは与えられた仕事しかやれません。もちろんサラリーマンにも色々なサラリーマンがいて、自分で好きに作っていいというのもあるかもしれませんが、基本的には受動的に、与えられた仕事をやります。

一方、ベンチャーというか、起業してしまえば、自分が自分の責任で何でも出来ます。自由だけどその分の責任がありますが。こういうことが大きな違いですね。


<div id="question">会社員の頃はやっぱり労働に対する報酬を求めていましたが、独立してからは成果に対する報酬になりますよね。</div>

そうですね。サラリーマンの時は自分のやっている仕事がどこの売上にどういう風につながっているのかなんて考えたこともなかったです。
けれども、今は自分のやったことが売上に直結するので、考え方が違います。もちろん規模も違いますが。


<div id="question">他の起業家仲間や、ご自身の経験から、独立が上手くいく人と上手くいかない人の違いというのはどこにあるのでしょうか？</div>

「想い」が強くて、その「想い」を疑わずに進んでいける人は成功する可能性が高いと思います。与えられているとそこに「想い」はありません。仕事を「こなす」という感じになりますので。
独立する人っていうのは、「これをやりたいんだ」という想いがあります。「想い」があれば、失敗を恐れず、諦めずに想いを続けます。多少のことにもめげないですし。


<div id="question">豊田さんとお会いしていて、最初に「最近どうですか？」と聞くと、「最高です」とか「ガンガンです」とか言う力強い言葉を聞くのですが、それはいつもそうなんですか？</div>

独立してからはそういうテンションになりました。無意識な自己暗示もあったかもしれないのですが。


<div id="question">いくらテンションが高くてポジティブな豊田さんでも大変だった時とか辛かった時があるかと思います。豊田さんはもう１３年間、経営者として活躍されていますが、色々あった中で大変だったこと、辛かったことは？</div>

留学のコンサルティングでずっとやってきている中で、人の人生を扱っているので、こっちにそのつもりはなくても、顧客が現地行ったら思い通りの留学が全然出来なかったとか、留学先でトラブルに遭ったとかいうことは不可抗力でもあります。そんな時に帰ってきてから怒鳴り込まれたりしました。僕の名前は消費者センターに何回も行っているし、「訴えるぞ」と言われたりもしました。不本意だけれども、そういう評価をされた時、すごく悩みました。あと、十何年もやっていると、業績不振で潰れそうになったこともりました。だから、辛いことはありましたね。


<div id="question">１３年もやったらやはり波がありますか？。</div>

同じことをやっていても、うまくいく時もあれば、そうでない時もあるから、波はあると思います。
人の出会いもそうですが、縁と運とタイミングだと思います。自分ではどうにもできない、いい意味での縁とか、悪い意味での運とか、タイミングがありますね。

</div>]]>
   </content>
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   <title>３.　一歩を踏み出すことが大切。それが成功への近道。</title>
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   <published>2007-05-04T12:00:28Z</published>
   <updated>2008-02-17T07:42:35Z</updated>
   
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      <![CDATA[<h3 class="entry-header"><$MTEntryTitle$></h3>[mp3:http://www.busitre.com/twenties/podcast/070501_3.mp3:第3章]]]>
      <![CDATA[<div id="qa">

<div id="question">１３年経営をされてきて何か分かったこと、見えてきたことは？</div>

世の中、意外とシンプルに考えていいんじゃないかと思います。

どんなに時代が変わっても、人の考えや欲しているもの、例えば評価されたいとか
こういう風になりたいといったことはあまり変わりません。
だから、変に小手先で考えずに、シンプルに考えた方がいいのではないかと思います。

例えば、こういう商品・サービスは売れると自分本位で考えても、それを評価するのはターゲットとする消費者です。
その消費者に合致するかどうかというのは、「いまこういう時代だからこうだ」というのではなく、普遍的な需要があるはずです。
その需要にうまく当てはまるかどうかというのを考えれば、「自ずと自分がどうすべきか」、「自分の進むべき方向が見えてくるのではないか」というのが見えてくるのではないかと思っています。


<div id="question">最後に独立・起業を考えている若手ビジネスパーソンが結構多いと思いますが、そんな方々に何かメッセージをどうぞ。</div>

もし独立や起業を考えているのであれば、躊躇せずにやってください。

ただ独立や起業、社長という肩書きに憧れているのであれば、オススメしないのですが、本当にやりたいことがあるのであれば、躊躇せずに独立・起業することをオススメしたい。
実際始めてみて、成功しそうだな、これで上手くいくなと思っても、始めてみたら壁はたくさんあると思います。
でも、それは始めてみないと分からないことなので、まずは始めてみて、それから不完全であっても、後でアジャストしていくっていう風に考えるのが一番いいやり方だと思います。

言ってみれば、Web2.0のように、常に進化していきます。
Googleなどのサービスもそうですが、いきなり完成形で世は出しません。
出してみて、使っている人たちの声を聞きながら進化していくっていうのが、一番起業家として正しい考え方じゃないかなと思います。
人も企業もユーザーから評価されなければ、サービス・商品は売れない。
結局、評価されるかどうかは、頭の中で考えていても分かりません。出してみて、反応を見て、「もっとこうだな」と思って、修正し、その反応を見てまた修正して、結果的に売上が上がっていきます。

頭でっかちに考えて、膨大な事業計画書を作ってやるのは私はあまり好きではありません。
もちろん、まったく何も考えなしで独立っていうのは愚の骨頂ですが、ある程度固まった段階で世に問うというのは、とても大事だと思います。

僕の本にも書きましたが、甘い考えが世の中を変えるっていうのは、ある意味正しいと思っている部分はあります。
甘いやり方はダメですが、甘い考えだけが新しいものを世に出してきたと思います。
結局、甘い考えでもいいからやりたいと思ったらとりあえずスタートしてみる。そうすると、本当に甘かったらダメ、という評価になるから、じゃあもっと変えてみようかな、と思うようになります。でも、これは商品やサービスをいったん世に出さないとわかりません。だから、僕はとりあえずやりたいことがあったら、まず小さい形でも、リスクが大きくなければ始めてみる、という形でやってみます。


<div id="question">とにかく始めの一歩を踏み出してみよう、ということですよね。</div>

あとはやっぱり、一生懸命やる、継続してやる、ということだと思いますね。

想いが強く、継続していれば、成功に近づくと思います。まったくダメな商品・サービスというか、自分がターゲットとする顧客が求めていないものを一生懸命出してもそれはダメですが、アジャストしていけばいいだけの話です。
やっぱり想いを強く持って、出して、アジャストして、それを継続してやっていく。
それが最終的には成功に一番近づく近道なのではないかと思います。

そこでは、僕の嫌いな言葉に「媚びる」というのがありますが、媚びてはダメです。
媚びたらその瞬間だけ多少売れたものがあっても、会社としては継続しません。
よく企業理念とかミッションステイトメントという言葉がありますが、それはある程度正しいのかなと思う部分があります。
それは理念とかミッションステイトメントからブレて、とりあえずなんかコレ売れそうだねと言うだけで、軽薄な想いでやってしまうと、継続して成功はないと思います。

美学というと格好よすぎるが、何となく自分なりの、「自分の存在意義はここにある」という軸をブラさない。
やっぱり僕はそれを常に持っていたいな、とは思います。</div>


<div id="question">今日はありがとうございました。</div>]]>
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