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『 The Myth of the Rational Voter 』

Bryan Caplan
The
副題 : Why Democracies Choose Bad Policies

タイトル訳 :分別ある有権者という神話

さて、今回紹介する本は『 The Myth of the Rational Voter 』です。

著者は、ジョージ・メイソン大学で経済学を教えているブライアン・キャプラン准教授です。

著者はこの本で、有権者たちがどのようにして今おかれている経済状況の理解を誤るのかということに焦点を当て話を展開しています。

有権者は、しばしば大勢に利益のある政策とは反するものに投票する傾向があります。

著者は、このことを経済調査から広く引用しながら、なぜ分別のある有権者がしばしば不合理な投票を行うのか、なぜその不合理を扇動することが政治家の関心事となるのか、について論じています。

民主主義はなぜそう頻繁に経済政策を台無しにするのか、ということが、政治経済学において最も大きな疑問の一つであり、著者は そのことに対し、この本の中で刺激的でかなり独創的な回答を提案しています。

日本では、先週参議院選挙が終わりましたが、私たちの経済活動に大きな影響を及ぼす政治の動に対し、有権者の注目度はますます高まっているように思えます。

たまには、こののような政治・経済書を読むことで、有権者としての質を高めることも大切なことかもしれません。

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