『 Five Minds for the Future 』
さて、今回紹介する本は『 Five Minds for the Future 』です。
著者のハワード・ガードナーは、ハーバード大学の著名な心理学者で「Frames of Mind」「Creating Minds」「Leading Minds」など、15冊の著書を通し、知性や創造性、リーダーシップについて私たちが理解する上で、大きく貢献している人物です。
私たちは大きな変動の時代に生きています。そしてそれらの変動は、まったく新しい学び方や考え方を生み出しています。
本書においてガードナーは、数年先にはプレミアさえつくであろう次の5つの認識能力(マインド)を定義しています。
1.学問マインド
主要学派(科学、数学、歴史を含む)と少なくともひとつの
プロフェッショナルな技術への精通
2.合成マインド
さまざまな学問や分野のアイデアをひとつに統合し、それを
ほかの人に伝達する能力
3.創作マインド
新たな問題や疑問、事件を発見し、解明する能力
4.尊重マインド
個体や集団における相違の認識と尊重
5.道徳マインド
ビジネスパーソンとして、市民としての責任の達成
ガードナーは本書の中で、数あるさまざまな例から彼の考えを明らかにしつつ、次のステップへと思考をめぐらせています。
簡潔で人を引きつけるタッチで書かれたこの本は、現在もしくはこれから部下のトレーニングを任される管理職や組織のリーダーに対して、価値のある視点を提供することと同時に、あらゆる読者の生涯学習を鼓舞する1冊であると言えるでしょう。







