年賀状・喪中はがきのマナー

<年賀状の基本マナー>



● 年賀状を送る時期


年賀状は元旦に届けるのが礼儀正しいとされていますが、本来は松の内(一般に1月7日まで)に届けば失礼にはあたりません。


● 一言でもいいので「添え書き」をするようにしましょう。


宛名・挨拶ともに印刷ですと、相手に事務的な印象を与えます。
添え書きには、例えば、旧年の思い出・印象的だった出来事や、趣味に関することなど、「あなたに向けて書いたもの」と分かるものが望ましいです。
年賀状添え書き例:
・引っ越しました。お近くにお越しの際はには、ぜひ遊びに来てください。
・昨秋、結婚式を挙げ新生活に入りました。未熟者の二人ではございますが、今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。
・昨年○月○日に男の子が誕生しました。名前は○○です。これからもよろしくお願い申し上げます。
・昨年ゴルフを始めました。今度ご一緒させてください。
・早いもので、息子は今年小学校に入学します。
・今年はお互い飛躍の年にしましょう!
・本年もよろしくご指導くださいますようお願い申し上げます。
・会社も近くですし、今年こそ飲みに行きましょう!


● 「賀正」「迎春」は避ける。


本来、「賀正」「迎春」は年長者が目下の者に用いる言葉です。
一方、「謹賀新年」「恭賀新年」は丁寧な挨拶ですので、傲慢な印象を与えません。
ちなみに、年長者が目下の者に「謹賀新年」を使用するのもOKです。
また、「賀正」や「謹賀新年」などの賀詞を使った場合、「あけましておめでとうございます」は賀詞の重複になるので注意しましょう。


● 「新年あけましておめでとうございます」は間違い


「新年」と「明けまして」は両方とも賀詞なので、「新年明けましておめでろう」は賀詞の重複になります。
正しくは「新年おめでとうございます」か「明けましておめでとうございます」と書きましょう。


● 忌み言葉に注意


「去」は忌み言葉ですので、「去年」を用いないよう注意しましょう。去年ではなく「昨年・旧年」と書きます。
そのほかの忌み言葉は死、終、分、離、悪、失、消、疎、寂、枯、折、冷、重などがあります。



<喪中はがきマナー>



● 喪中はがきを送る時期


喪中はがきは年賀欠礼の挨拶なので、年内に届けば問題ないとされていますが、先方が年賀状の準備にとりかかる前の11月中旬から12月初旬には届くように出すことが多いようです。


● 喪中はがきには句読点を使わない


厳粛で儀礼的な改まった文章の際は句読点をはずして書かれることが慣例化したことから、喪中はがきには句読点を使わないことが多いようです。
また、頭語や結語、季節の挨拶も不要です。


● 記載する故人の年齢


以前の日本では、享年は数え年で記載する慣習がありました。
しかし、最近では満年齢がひろく用いられているため、満年齢を記載する場合が多くなりました。
どちらでもマナー違反ではありませんが、満年齢の場合は「満○歳」と記載するようにしましょう。
数え年を使うのが一般的です。


● 喪中はがきをもらった場合


喪中はがきが届いたら、1月7日(松の内)が過ぎてから寒中見舞いを出しましょう。
喪中なのに、年賀状が来た場合も寒中見舞いでお返事するようにしましょう。

寒中見舞いのマナー

「寒中見舞い」とは、一年で一番寒い時期に相手の体調を気づかうとともに、自分の近況を伝える季節の便りです。
立春を境に、寒中見舞いが過ぎると余寒見舞いとして出すことができます。



●寒中見舞い・余寒見舞いを送る時期


松の内(1月7日)が明けてから、小寒と大寒に当たる寒中に届けるのが「寒中見舞い」です。
大寒の最後の日である節分までに届けるようにしましょう。
立春を過ぎてからは「余寒見舞い」として送ります。


●寒中見舞いの用途


・(出しそびれた年賀状の代わりに)季節の挨拶
・喪中の方で年賀状代わり
・相手が喪中なのに関わらず、それを知らずに年賀状を出してしまった際のお詫びの挨拶
・喪中を知らずに年賀状をくれた方への喪中の報告とお詫び

お歳暮のマナー

お歳暮とは、日頃からお世話になっている人へ、一年の感謝をこめて贈り物をする年末の挨拶とされています。
ビジネスマンにとっては上司や取引先とのコミュニケーションを円滑にするためにも大切なものです。
ここではお歳暮のマナーについて紹介します。



● お歳暮を贈る時期


お歳暮は、元々、新年の準備を始める12月13日から贈る習わしがありましたが、最近では贈る時期が少し早まり11月末から送る人も多いようです。
遅くとも20日までに届くようにするのが一般的とされています。
年越しまでに届かない場合は1月6日の松の内までに「お年賀」として贈る方法もあります。
この場合、先方にお歳暮が年内に届かなかったことを詫び、お年賀として贈る旨を電話か書面で伝えることがマナーです。
1月7日から2月4日の立春までは「寒中見舞い」、目上の人へ送る場合は「寒中お伺い」、それ以降は「余寒見舞い」「余寒お伺い」となります。


● 喪中の場合は?


お歳暮はお祝いではなく、一年の感謝を伝えるものなので、相手が喪中でもお歳暮を贈ることは問題ありません。
気になる場合は時期をずらして松の内(一般的には1月1日~6日)以降、立春(2月4日又は5日)以前に「寒中御見舞い」「寒中お伺い」として贈りましょう。


● お歳暮とお中元


一般的にはお中元を贈った相手にはお歳暮も贈ります。
どちらか一方だけ出す場合は一年の締めくくりのお歳暮を贈るほうが良いとされます。


● お歳暮のお返しは必要?


お歳暮はお返しをしないのが一般的です。
ただ、感謝の気持ちを伝えるためにお礼状はすみやかに(1週間以内に)出すのがマナーです。
気持ちとして贈る場合には時期をずらすと良いでしょう。お歳暮にお歳暮を返すのではなく、年明けから1月7日の松の内に「お年賀」として贈るのが一般的です。
基本的にお歳暮は日頃の感謝の気持ちを伝えるものなのでお返しは不要ですが、お歳暮を送り返す場合
公務員や金融関係、学校関係者は業務内容によってはお歳暮などを含めた金品の受け取りを禁止されていることがあります。
お歳暮を頂いたことへのお礼、受け取れない理由、お詫びを相手に送りましょう。


● お歳暮の送り状


12月:
師走の候、初雪の候、木枯らしの吹きすさぶこのごろ、
クリスマスのイルミネーションが華やかになってまいりました
一年が経つのは早いもので
1月:
新春の候、厳冬の候、寒さ厳しい折から、酷寒のみぎり、
早いもので松の内もあけて、
鏡開きもすんで

お歳暮 人気の商品

お歳暮に人気の品は、ビールや日本酒、お菓子、生鮮食品(カニ、エビなど)です。
ビジネスシーンにおいては、小分けのしやすいお菓子か、持ち帰りしやすい食品がおすすめです。


● ビールセット


とくに人気の品で、毎年人気ランキングにランクインしています。
ビール券を贈答することも視野に入れるといいでしょう。


● 生鮮食品(カニ、エビ、お鍋の具、ハムなど)


お宅に送るならば、ビール同様人気の品です。
しかし、取引先のオフィスに送るとなると、小分けできないというデメリットがあるので、注意が必要です。
せっかくならば、夏に贈れないものや普段は自分で買わないであろうお品を贈るのがよいでしょう。


● お菓子


小分けできるものが喜ばれるでしょう。
人数と数量の確認をあらかじめしておくといいでしょう。
できないようならば、小さなモノがたくさん入ったお歳暮を選ぶのがおすすめです。

年賀状のフレーズ集

もうすぐ年の瀬。年賀状に添える一言、毎年同じことを言っているような……。
そんな悩みを解消する、気の利いた「使えるフレーズ」を集めました。



●とりあえず一般的なよろしく系


・昨年中は大変お世話になりありがとうございました。
・本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
・本年もよろしくご指導下さいますようお願い申し上げます。
・本年も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
・益々のご発展お祈り申し上げます
・今年も貴社にとって良い一年でありますように
・今年はさらなる飛躍の年となりますように
・いつもありがとうございます
・今年も楽しくやりましょう
・お互いよい1年にしましょう


●飲み・食べに行きましょう系


・お忙しいかと思いますが、今年こそは飲みに行きましょう
・新年会しましょう!
・新年会楽しみにしています!
・昨年食べた○○美味しかったですね!また、食べに行きましょう
・忘年会ではすっかりごちそうになってしまい、ありがとうございました。
・地元に戻ってきたときは、皆で飲みましょう!


●ご無沙汰しています系


・すっかりご無沙汰しており申し訳ありません。今年は是非お会いしてご挨拶させていただきたく存じます
・ご無沙汰しております。いかがお過ごしですか
・ご無沙汰しております。早いもので、長女は今年中学校に上がります
・すっかりご無沙汰しておりますが、今年こそは飲みに行きましょう
・お元気ですか?お忙しいとは思いますが、またいろいろ教えてください
・先生、お元気ですか。また改めてご連絡いたしますが、○○高校○期卒業○年記念の同窓会を開催いたします。先生もぜひご参加ください


●仕事のこと(取引先・お客様)


・本年もよろしくご指導頂けますようよろしくお願いいたします。
・おかげさまで弊社も無事に新しい年を迎えることができました
・貴社のご発展を心よりお祈り申し上げます
・最近御社の○○よく目にします。売れていますね!
・「(商品名)」が売れているそうですね。今度秘訣を教えて下さい
・新しい事務所はどうですか?今度遊びに行かせてください
・今年度は○日より営業いたします
・○日から○日まで新年の特別セールを行います。ご来店お待ちしております。
・来年春より○○に転勤になりました。職場も近くなるので食事に行きましょう
・転職しました。昨年から○○業界で働いております。
・留学のため退職しました。春からイギリスの公共政策院にて公共経営を学んできます
・家業を継ぐために退職しました。魚沼でお米を育てています。
・赴任先は遊ぶところに事欠かないので楽しく過ごしています


●仕事のこと(社内)


・本年もよろしくご指導頂けますようよろしくお願いいたします。
・例のプロジェクト、今年こそは実現させましょう
・今年はプロジェクト成功にむけて邁進していきましょう
・今年の目標は新規顧客○人獲得、頑張ります
・○○の案件は○○さんのおかげで成功しました。今年もよろしく
・今年の抱負を語り合うためにも新年会を開催しましょう
・少しでも会社に貢献できるよう頑張りたいと思います
・赴任先にも慣れて、楽しく過ごしています。
・期末に○○部の皆でいったカラオケでの○○さんの熱唱が忘れられません
・今年はお互い飛躍の年にしたいですね


●家族のこと


・昨年夏に結婚しました。
・結婚してはじめてのお正月を迎えました。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
・昨年、新しい家族が増えました。名前は○○です。
・昨年娘が生まれました。名前は○○です。妻にそっくりで一先ず安心しております。
・息子がだんだん僕に似てきました。嬉しくもありとても不安です。
・(子どもの名前)が○歳になり、目の回る毎日を過ごしています
・子供ができて騒がしい日々を過ごしております
・早いもので長女の○○もついに大学生です。
・次男の○○が春に就職です。時が経つのは早いものですね。
・父○○が昨年100歳の誕生日を迎えました。
・家族全員元気に新年を迎えました。皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします
・ご家族の皆さんはお変りなくお過ごしですか。
・○○ちゃんはお元気ですか?今年から小学生ですね。
・今年こそは孫の顔を見せられるよう頑張ります
・葉山へと引っ越しました。海とは目と鼻の先です。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
・引っ越しました。遊びに来てください。
・我が家がまた一段と騒がしくなりました。犬の○○です。
・家をリフォームしました。庭でバーベキューができるので是非遊びに来てください


●趣味や近況のこと


・昨年やっとゴルフを始めました。今度ご一緒させてください
・初打ち行きましょう!今年こそは100を切るぞ
・昨年コースデビューしました!足を引っ張らないように頑張りますので、今度一緒に行きましょう。
・最近山には登っていますか?私はだいぶご無沙汰です。
・昨年、ついに木曽駒ヶ岳にチャレンジしてきました。今年は槍ヶ岳に挑みます!
・メタボと診断されてからランニングを始めました。今年は3キロ減を目指します。
・今年も仕事にフットサルに楽しみましょう!
・ベリーダンスを始めました。美しい先生の前でポーズをとる滑稽な自分に何度吹き出しそうになったことか……。
・趣味で始めた絵で、昨年初めて賞をいただきました。今年も精進したいと思います。
・昨年冬のポール・マッカートニーのライブを観てから、ギターの練習を再開しました。今度セッションしましょう
・旅行で台湾に行きました!話題の九份は、ノスタルジックな雰囲気で素晴らしかったですよ。
・昨年、○○さんの故郷の○○へ旅行してきました。食べ物も飲み物も美味しく、すごくいい所ですね!
・異業種交流会と称してワイン会を主催しています。今度いかがですか
・北海道は昨年すごく暑かったと聞きましたが大丈夫でしたか


●2014年午年ネタ系


・午のようにしなやかなボディを目指します
・午年を迎えたことだし、一緒に白馬に乗った王子様も迎えに来てくれればいいんだけど


●結婚式のお礼


・昨年は結婚式にご参列頂きありがとうございました




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