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2008年11月 バックナンバー

2008年11月 5日

「ブックカフェ」で読書の秋を満喫

[読売ウイークリー]
マガ出典雑誌/芸術の秋、食欲の秋、スポーツの秋......。「〇〇の秋」、〇〇部分に入るものは人それぞれだろうけれど、毎年結局何もできずに冬の訪れを迎える人も多いのではなかろうか。 何かをやろうやろうと意気込むと、逆に後回しになって何もできずに終わるのが人の性。もっと手軽に続けられることはないのだろうか? そんなあなたに、"読書の秋"をオススメするのが今回紹介するこの記事である。

読書なんて地味だし、代わり映えしない......いやいやちょっと待ってほしい。記事中で紹介されているのは「ブックカフェ」での読書。家でごろごろする読書や、電車内や出かけ先での空き時間にする慌しい読書とは一味違う。
ブックカフェとは、「コーヒー、紅茶、あるいは軽食付きで、ゆっくり(本を)吟味できる」書店のこと。時間制限や持込制限もなく、気になる本をじっくり読むことができるのである。

このブックカフェ、じわじわと流行りの経営方式になってきているらしく、個人経営の書店からチェーンの大型書店、大小の古書店まで、様々な形で取り入れられている。
東京・有楽町マルイ8階には、大型書店であるTSUTAYAと有名チェーン店であるスターバックスのコラボレーションブックカフェも存在。お馴染みのコーヒーを飲みながら本も読めるというちょっと贅沢なカフェだ。

何より素晴らしいのは、やはり様々な本を思う存分読み比べられるということだろうか。普通の書店では立ち読みは少々肩身が狭いし、何より足が痛い。お茶代だけ出せば、普通は厳禁の"座り読み"がいくらでもできるなんて、安い投資ではなかろうか。
散歩がてらに紅葉でも眺めながらブックカフェに向かい、好みのドリンク片手に好きなだけ本を読む。これぞ読書の秋の最新スタイルかもしれない。

けど最後に一つだけ、「新刊にしろ古本にしろ、並んでいるのは全て売り物」。テーブルいっぱいにコーヒーをぶちまけ、読んでいた書籍全て買い取り、なんてならないようにご注意を。
當間光沙

2008年11月11日

あなたに観てほしい映画

[BRUTUS]
マガ出典雑誌/人は日々食物を食べ栄養を摂取し、細胞に取り入れることで自らの血肉を造り出す。脂質、糖分、蛋白質。各人異なったものを口にしているのだから、身体に取り込まれる栄養素の割合も十人十色だ。それはひょっとしたら見た目に表れるかもしれないし、健康診断の結果という形で突きつけられるかもしれない。
それでは、人の"内面"というものは一体どのように形成されるのだろう。
身体のように明確に、目に見える差異を見つけることはできないかもしれない。けれど百人いれば百人分の中身がある、それだけは確実だ。
一概には言えないだろうが、こういう答えはどうだろう。――人の内面は、見て、聴いて、感じてきたものが少しずつ蓄積されて形成される。
そしてその蓄積されていくものの中に、恐らく『映画』も含まれていると思うのだ。

今回紹介する特集では、「あなたに観てほしい映画」と題して、臨時のシネマコンシェルジュとなった22人の著名人たちに、テーマ(22人それぞれがリレー形式で次の担当者に質問を与えていく)に沿った映画を紹介してもらっている。
宮崎あおい、佐藤浩一といった人気の役者から、井上陽水、椎名林檎など歌手、劇作家・宮沢章夫やクリエイティブディレクターの箭内道彦まで、その人選は実に幅広い。その甲斐あってか、紹介されている映画もメジャーマイナー入り混じり、初めて題名を聞いたという作品も少なくなかった。

特集の導入部に記されていた、「あなたが次に観るべき映画を探す時、信頼の置ける人に聞いてみるというのは最善の策かもしれない」という文言と、次の言葉に納得した。「なぜなら、映画のこととなると、聞かれた人は、年齢、仕事、趣味、性格......あなたのことを最大限考慮し、思いを馳せ、愛情を注ぐように紹介してくれるものだから」。
「私」を造り上げたものの一部を、「誰か」に紹介する。それは自分をさらけ出すことにも繋がるし、自らに取り込んだ栄養を分けてあげるのにも近いのかもしれない。
時には、大切な誰かにとっておきの作品を紹介してみては如何だろうか。
當間光沙

2008年11月26日

「内定取り消し」続出中!
もしあなたの息子・娘なら・・・

[週刊ポスト]
マガ出典雑誌/金融危機をきっかけに不況に陥った日本経済。企業の業績も下がり、契約社員や派遣社員を解雇する企業が増えるなど、雇用不安も起きています。そんな今、内定を取り消す企業が相次いでいるみたいです。今週の「週刊ポスト」(小学館)の「『内定取り消し』続出中!もしあなたの息子・娘なら・・・」では、「内定取り消し」の実態、及びそれに対する対処法が特集されています。

正式な統計によると、内定取り消しの累計人数は昨年度で37人、今年度は62人に昇るそうです。それでも「氷山の一角に過ぎない」のだとか......。弁護士によると、たとえ口頭でも内定通知時点で、労働契約が成立するそうです。 つまり、企業が契約を破棄できるのは、学生が逮捕されたり、業務に支障をきたすような健康上の問題があったりした場合のみで、それ以外は「不当解雇」にあたるのです。したがって、内定取り消しを通知されたら、ハローワークに相談し、行政指導で内定取り消しを撤回してもらえるように依頼するのが一番の策の様です。

 うーん、就活真っ最中の僕たち学生にとっては、嫌な話ですね。こういう話題を聞くたびに、「生まれてくるのがあと一年早ければなあ・・・」と思ったりもします。学生たちは、企業の状態を例年以上に見定める必要があるでしょう。就活イベントや就活情報誌では、企業の良いところしか見えず、危ない企業も優良企業に見えてしまうことあります。 労を惜しまずOBや内定者の話を聞きに行き、「あそこの企業って実は・・・」「うちの会社もいつどうなるか・・・」等など、社会人のナマの声をたくさん聞いてみるべきなのではないでしょうか。

不況だ、就活再氷河期だ、等と嘆いてみても、仕方がないことです。「優良企業を見極める方法を習得できる良い機会だ」くらいの意気込みをもって、積極的な就職活動をしたいものですね。
吉田隼人