「ブックカフェ」で読書の秋を満喫
[読売ウイークリー]
芸術の秋、食欲の秋、スポーツの秋......。「〇〇の秋」、〇〇部分に入るものは人それぞれだろうけれど、毎年結局何もできずに冬の訪れを迎える人も多いのではなかろうか。
何かをやろうやろうと意気込むと、逆に後回しになって何もできずに終わるのが人の性。もっと手軽に続けられることはないのだろうか? そんなあなたに、"読書の秋"をオススメするのが今回紹介するこの記事である。読書なんて地味だし、代わり映えしない......いやいやちょっと待ってほしい。記事中で紹介されているのは「ブックカフェ」での読書。家でごろごろする読書や、電車内や出かけ先での空き時間にする慌しい読書とは一味違う。
ブックカフェとは、「コーヒー、紅茶、あるいは軽食付きで、ゆっくり(本を)吟味できる」書店のこと。時間制限や持込制限もなく、気になる本をじっくり読むことができるのである。
このブックカフェ、じわじわと流行りの経営方式になってきているらしく、個人経営の書店からチェーンの大型書店、大小の古書店まで、様々な形で取り入れられている。
東京・有楽町マルイ8階には、大型書店であるTSUTAYAと有名チェーン店であるスターバックスのコラボレーションブックカフェも存在。お馴染みのコーヒーを飲みながら本も読めるというちょっと贅沢なカフェだ。
何より素晴らしいのは、やはり様々な本を思う存分読み比べられるということだろうか。普通の書店では立ち読みは少々肩身が狭いし、何より足が痛い。お茶代だけ出せば、普通は厳禁の"座り読み"がいくらでもできるなんて、安い投資ではなかろうか。
散歩がてらに紅葉でも眺めながらブックカフェに向かい、好みのドリンク片手に好きなだけ本を読む。これぞ読書の秋の最新スタイルかもしれない。
けど最後に一つだけ、「新刊にしろ古本にしろ、並んでいるのは全て売り物」。テーブルいっぱいにコーヒーをぶちまけ、読んでいた書籍全て買い取り、なんてならないようにご注意を。
當間光沙





