東野圭吾その後の「ガリレオ」
[ダ・ヴィンチ]
世間では今、某理系男子が注目を浴びている。少々風変わりで、理屈っぽくて、数式が大好き。容姿・頭脳・運動能力全てがパーフェクト。そう、福山雅治演じる物理学者・湯川学、通称"ガリレオ"である。今回紹介する特集には、現在公開中の映画から東野圭吾作の原作まで、ガリレオの魅力がたっぷりと詰まっている。
月9ドラマから始まって、スペシャルドラマ、そして映画と、ガリレオは着々とその名を世間に浸透させている。
専攻は物理、武器は「論理」と「科学」。本職は大学教授(初めは準教授)であるこの兼業探偵が登場するマニアックな理系推理小説は、今回映画化された『容疑者Xの献身』だけでも200万部を売り上げるベストセラーである。
実は元々ガリレオのモデルは佐野史郎だったらしいのだが、月9にするには少々派手さが足りないのでは、ということで現行の福山雅治にオファーがいったらしい。同時に、原作では男性だった相棒も女性に。
延々小難しい数式やら図やらを書き連ねるガリレオを見ながらふと思う。これから理系男子の人気はより高まっていくのではないかと......!
『理系クン』(文藝春秋)や『ぼく、オタリーマン』(中経出版)など、理系男子を題材にした本が売れ行きを伸ばしているのもその証拠。草食系男子が増えていることもあり、これからはちょっとクセのある男が突出して見えてくるのではなかろうか。
答えが一つしかない数式を愛するだけあって、白黒はっきりさせる性格の持ち主だろうし、パソコンの見すぎできっと皆メガネ男子だろうし(偏見)。
「いやもう遅いよ」という文系出身の皆さまは、とりあえず小説、もしくはTVドラマDVDを借りてきて、ガリレオ研究に勤しんでみては如何だろうか。数式は頭に入らなくとも、女性の心をがっちり掴むであろう何かを発見できるかもしれない。
當間光沙




