ガソリン税喰い!これが列島『ムダな道路』総覧だ
[週刊ポスト]
「ガソリン国会」が最近話題になっていますね。3月末で期限が切れる、道路特別財源(道路の建設、維持のために使われるお金)であるガソリン税の「暫定税率」を延長するか否かが、論点となっています。私たちの生活に密接に関わることなので、慎重に議論してほしいですね。今日紹介する「週刊ポスト」(小学館)の「ガソリン税喰い!これが列島『ムダな道路』総覧だ」では、近頃注目を集めるガソリン税の無駄使いが、徹底的に暴露されています。和歌山県那智勝浦町の山沿いに連なる国道42号線バイパス、「那智勝浦道路」。当地を選挙区とする二階俊博・自民党総務会長の名前を取って「二階バイパス」とも言われるこの道路は、渋滞解消のために作られたそうです。渋滞の解消が目的とは言っても、バイパスが無くとも時速60㌔程度で走行可能です。バイパスができたことで短縮できた時間はわずか15分、建設にかかった費用は1240億円にも上りました。15分のために1240億円……明らかに無駄ですね。他にも記事では、赤ん坊を含めた周辺住民全てが免許を取って利用することを前提とした橋や、見込んだ通行量が達成されても採算が取れない道路等、数々の無駄使いが明かされています。
いや~昔から言われていたことですが、改めて見ると物すごい無駄使いですね。福田政権は「暫定税率は維持する」と主張していますが、これでは国民の賛同は得られないでしょう。数々の無駄使いは、道路建設の経済効果に関する審査の甘さが原因の様なので、外部の審査機関を作るべきでしょう。道路建設にかかる費用相応の経済効果が無ければ、税金がいくらあっても足りません。道路は国民の血税で作られるのですから、使い道は厳しく審査するべきです。
「ガソリン25円値下げ」を掲げ国民の人気取りを狙っている政党もありますが、税金の使い道も考えてほしいですね。
吉田隼人




