「寄宿学校」へどうぞ
「おかえりなさいませご主人様!」――これはもはや定番となった入店時のあいさつ。そう、メイド喫茶だ。
メイド、執事、ツンデレ……様々な方向に派生をしていったコスプレ系喫茶に、最近ニューフェイスが加わった。それが、『全寮制寄宿学校』……!!記事によると、この店の設定は「丘の上にたたずむ全寮制の男子寄宿学校」の「お客様用サロン」。そこからして何ソレって感じだが、お客様の設定は更に細かい。お客様は「学校関係者や、憧れの君を垣間見て頬を染める、姉妹校の女性とたち」。聞いているだけでなんだかもう二次元の香りがそこはかとなく漂ってくるわけだが、それもそのはず、この喫茶店は萩尾望都を初めとする70年代少女漫画をモデルにして作られているのだ。 元祖BLとも言うべき彼女の世界が現実化したこのお店、実際に入店してみるとその徹底振りに驚かされるそう。
店員は全員若い男性で、現実にはおそらく存在していないリボンタイ付キャラメルカラーのブレザーを着用。おまけに話しかけるときちんと設定に基づいた会話をしてくれるらしい。ちなみに一例として載っていたのが、制服の胸に銀のクロスをつけている男子生徒にその理由を問いかけてみたときの返答。「尊敬する先輩がいつもクロスをしているので真似してみたんです」。……いやあ、素晴らしい。
ちなみにキャスト30人を一ヶ月かけてみっちり研修したという。ここまでいくと舞台とか演劇とか作品とか呼びたくなってくる。 で、ここまで延々と男性受けしなさそうな話をしてきたが、この店実は男性でも入店可能だという。男性の場合は、学校に通っている一般学生という位置づけ。「行ってどうすんだ!」という反論が聞こえてきそうだが、よくよく考えてみてほしい。女性受けする店にいる、女性受けする店員たち。つまり、「女性受けする演技を習得した店員たち」。 ひょっとしてこれは実践に使えるのではなかろうか……!? まぁ、「家に帰ってもメイドと執事しかいないから寂しい」なんて台詞、この店と夢の中でくらいしか吐けなさそうだけど。





