わが社の『プロジェクトV字回復』
[週刊現代]
景気回復と言っても、中小企業にはまだまだ厳しい状況が続いているようですね。「ウチの会社も厳しいみたいだし、将来が心配だなあ……」なんて思っている人も多いのではないでしょうか? でも、不況、苦境に立たされながらも、頑張って業績を伸ばした企業が日本にはたくさんあるのです。「週刊現代」(講談社)の「わが社の『プロジェクトV字回復』」には、苦難を乗り越えた逞しい企業戦士たちの活躍が紹介されています。最近、“若者向けの健康に良い酒”として人気が高い「ホッピー」を作っている「ホッピービバレッジ」は、97年に過去最低の8億円台にまで売り上げが低迷していました。この年に入社した石渡(現副社長)は、現場との徹底的なコミュニケーションを行い、「ホッピーを売ろうとする気がまったくない、ホッピーを飲むこともない」社員たちの意識改革に成功。07年3月期には過去最高の23億円という売り上げを記録したそうです。
他にも、30年以上前にコンビニ時代の到来を察知、専務の松尾氏が駄菓子屋からコンビニへの販売チャネル切り替えを行った、「チロルチョコ」で知られる「松尾製菓」。エディターの鈴木氏の活躍で29ヶ月連続売り上げアップを達成した「ロフト」等が紹介されています。
これら「V字回復」を成し遂げた企業に共通するのは、たった一人の有能な社員の存在です。周りに反対されようが、厳しい態度を取られようが、断固たる決意と優れた能力を持った社員が企業を復活させるのです。先に紹介した「ホッピービバレッジ」の石渡も、「『ホッピーをもっと愛そうよ』と熱く語っても社員は引きまくり」だったそうですよ。でも、「ホッピー復活」にかける強い意志が、業績回復に導いたのです。
「ウチの会社ヤバいなあ……」と思っている人も、一度覚悟を決めて本気になってみませんか? 会社を「V字回復」に導く救世主はあなたかもしれませんよ。
吉田隼人




