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女の上げ婚新基準

[AERA]
マガ出典雑誌/「『上げ婚』って何?」と疑問の声が上がりそうなタイトルがついている今回の記事。加えて、さらに驚愕の副題がついている。ずばり――「格下男でオンナを上げる」。

何だソレとブーイングする男性たちの姿が目に見えるようだが、まあとりあえず記事概要をきいてほしい。

かつて、女性が結婚後に仕事をやめざるを得ず、専業主婦の道を歩むことがほぼ義務付けられていた時代には、夫の地位や収入がそのまま妻の地位につながっていた。「いかに格上男と結婚するかが、『上げ婚』の条件」であり、格上男こそが女性に幸せをもたらすと考えられていたわけである。

しかし現代は違う。女性は結婚しても仕事を続けることが多く、夫の格は妻にストレートに影響しなくなった。むしろ、「格下夫が、女性たちにキャリアへの自信や、不利益条件をも受け入れる度量の広さ、地位やお金にとらわれない本物の愛情などを付与し、オンナを上げる」ようになったのだ……。

要するに、格下夫と結婚することで、「男の力に依存せず自らの力で生きていく女性」であり、なおかつ「格下の夫をフォローする能力のある女性」であるという点をアピール、オンナを上げることができるようになった、ということ。

……解説すればするほど、女の打算的な部分が見えてくるのは気のせいだろうか。

確かにそんな理由で結婚相手を選ぶ女性がいるとしたら、同性である私も少し嫌ではある。しかし、外から見て「オンナが上がった」ように感じる最低条件として、『結婚後の生活が幸せそうである』ということが挙げられるのもまた事実。逆に、幸せそうな結婚生活を送っている人間をつかまえて「下げ婚だ」なんて言わないと思うのだ。

「上げ婚の基準が変わった」ということは、「現代女性の幸せな結婚に対する価値観が変わった」ということでもあるんではないか?

だとしたらこの話題、単に「嫌な女の話」として流すわけにはいかないのではなかろうか。
當間光沙
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