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現役力士が証言『凄惨極めた“殺人現場”』

[週刊現代]
マガ出典雑誌/今相撲界が大変なことになっていますね。朝青龍の仮病騒動が一段落したと思ったら、さらに大きな事件が起こってしまいました。知っている方も多いかと思いますが、時津風部屋の新弟子である斉藤俊さんが、時津風親方や兄弟子の暴行によって死亡したのです。「週刊現代」(講談社)の「現役力士が証言『凄惨極めた“殺人現場”』」では、事件の詳細が詳しく描かれています。

斉藤さんが死亡した前日、言いつけられた仕事をしなかった斉藤さんに対して、時津風親方が説教をしていました。説教の最中、斉藤さんが膝を崩したことに腹を立てた時津風親方が、ビール瓶で斉藤さんを殴打、その場にいた若い衆に対して「お前らもやれ!」と言って集団による制裁が始まりました。その翌朝、ぶつかり稽古で斉藤さんを散々痛めつけた後に、集団で暴行を加えたあげくぐったりした斉藤さんを一時間放置し、死に至らしめました。恐ろしいですね。

親方の責任問題が何かと騒がれていますが(相撲界からの永久追放になったみたいですね)、相撲界はこの暴力事件に関与した者全てを処罰し、この様な事件は絶対に許さない、という態度を示すべきなのではないでしょうか。

親方や兄弟子による暴力はどんな状況でもあってはならないとは思いません。悪いことをした弟子がいたときは、善悪を体で分からせることも必要でしょう。しかし、手を出すときには、相手の成長や、人間性の改善を願う心が伴っていなければならないと思います。今回の事件では暴行の際、ビール瓶の他に金属バットまで使われたといいます。もし相手のことを少しでも思っていたならば、そんなものまで使おうとは思わなかったでしょう。ただ怒りに任せて手を出したのでは、単なる暴行であり、許されるものではありません。

今回の様な事件が起こる素地は他の部屋にもあると言われています。相撲界はこの事件を重く受け止め、同じような事件が二度と起こらないように、対策を取らなければなりません。
吉田隼人
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