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10代少女の「心」支えるケータイ小説

[読売ウィークリー]
マガ出典雑誌/ケータイ小説。その名の通り携帯電話で読むことを目的に書かれた小説で、改行や会話が多く、ケータイで見やすいように一文が短くなっているのが特徴である。
これが、10代の女の子を中心に大人気に。専用サイト(最大手は「魔法のi(アイ)らんど」)を使えば誰でも気軽に読み手にも書き手にもなれるという手軽さがうけている。 今回紹介する記事では、実際に書籍化もされている作品名を紹介しながら、「ケータイ小説とはどのようなものなのか丁寧に説明されている。

実際の作品として紹介されているのが、まず『Deep Love』。売れっ子作家に名を連ねるようになったYoshiのデビュー作。実話を基にしていて、過激な性描写や悲劇性が話題に。コミック化やドラマ化、映画化など、何度もメディアミックスされている。 次に『恋空』。これも著者が自分の体験を基にして書いたもので、この映画が11月から新垣結衣主演で封切り予定である。
実際に「ありそうな話」、もしくは「あった話」を若者の視点から描写しているだけに、若い女の子たちの共感を呼んだらしい。

で、個人的な意見なのだが……
うーん、携帯だけに留めておけば良かったのに。とか思ってしまう。
ケータイで読むものをわざわざ書籍化する理由は、一回ケータイで読了した読者たちに更に本まで買わせようしているかららしいのだが、この書籍が非常に読みにくい。
まず、横書き。おまけに頁に対して一文が短すぎる。やたらと頁数が多い(改行多いから)。多少の改稿が入っているとはいえ、やはりもともとケータイ小説、直すにしたって限界があるようだ。
本を読まない女の子が、読書の糸口として使うにはいいのかな、と思う。

あともう一つ、余計な心配なのだが、自分の体験をここまで赤裸々に綴って、作者は後で読み返したときに恥ずかしくないのかなぁ……と。
夜中に書いた日記や手紙が読めたものじゃないように、夜中に書いたケータイ小説も結構キてるんじゃないか、とか。

まぁ、10代少女が泣きながら読む小説で泣けなかった私の僻みかもしれませんが。
當間光沙
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