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ビリーのキャンプで“負傷兵”が続出!

[週刊朝日]
マガ出典雑誌/腹筋が割れたいですか? ――はい、私は腹筋が割れたいです。

何だか英語の教科書に例文として載りそうな構造の文章ですが、これは英語の教科書からの引用ではありません(当たり前だ)。

腹筋が割れたいですね。運動部だったことはあるけど根っからの文化系の私、慢性的な運動不足です。特に腹筋がアレで、一部の筋肉ある方々を鋼鉄の、メタルの身体の持ち主と言うのならば、もう既にオチは見えていますが、私はその一文字違いです。

腹筋は割れたいです、でもろくに運動してないのに軍隊は多分無理です。何を言うかと言えばもちろん、今流行のいわゆる『ビリー』のビリーズブートキャンプですね。 深夜の通販番組からブームの始まった、軍隊のトレーニングで行われていたというプログラム。エクササイズの商品としての人気は非常に高いです。

通販サイト「楽天市場」での上半期ランキングで総合一位というのだから、そのすごさが窺われるでしょう。

すごいのは売れ方だけではありません。そのハードさも、エクササイズとしてはトップクラスのようです。

記事で取り上げられている川崎市の宮前まちの整骨院には、ビリーズブートキャンプで腰を痛めたという人が七月以降のみで五人も来院したとのこと。肉離れや腰痛を引き起こす患者が続出しているらしいです。

ただ、この記事が面白いと思ったのは、単なるバッシングに終わらず、前述の整骨院の院長である小林篤史さんによるビリーズブートキャンプの注意と、ビリーズブートキャンプの意義、ビリーの功績についての意見が述べられているというところでした。

例えば後ろ向きに高くキックする動作。こういった動きは、日常生活にないために、特にハイヒールを履いたりしている女性には危険なのだとか。やってみたら確かにどこかで骨の鳴る音がしました。確かに言われてみると、こういった動きは日常にはないものですね。それこそ馬のごとく誰かを蹴っ飛ばしでもしない限り。

ビリーさんと一緒にトレーニングする方はぜひ、そういった注意点も考慮しつつ、楽しんでやっていただきたいものです。怪我をして入院になり、馬のごとくビリーさんを蹴っ飛ばしたくなるような結果になりませんように。


野中 潔

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