自然しらべ2007 夏休み セミのぬけがらを探せ!
[読売ウイークリー]
読売ウイークリーと財団法人日本自然保護協会、そしてNTTレゾナントがこの夏共同で実施しているキャンペーンがある。その名も「自然しらべ2007 夏休み セミのぬけがらを探せ!」。今回紹介する記事はその中間報告。なんでもこの調査で、東京都内でのクマゼミの繁殖・増加が確認されたらしい。 かつてはちらほら見つかるだけだったクマゼミのぬけがらは、今では一般人でも見つけられるほど増加。鳴き声もあちこちで聞こえるようになった。原因としては人為的に幼虫や成虫を都内に持ち込む人々が存在することと、ヒートアイランド現象や温暖化現象の影響により幼虫や卵が冬を無事に乗り越えられるようになったこと。このままいくと2030年には東京はクマゼミだらけ……。
ぎゃー!!
ここまで冷静に書いてきたが、正直私は虫が嫌いである。大嫌いである。死ぬほど嫌いだし、むしろ世界中から消えていい!! くらいに思っている。
幼少時に祖母が、総菜屋でくれるようなプラスチックの丸容器にセミの抜け殻をめいっぱい詰め、「Yくん(弟)が好きかと思って」と渡してくれたことを覚えている。弟は非常に嬉しそうにしていたが、私は見るだけで背筋に寒気が走っていたっけ。
それでもまぁ、セミの声は案外いいものかな、と思っていたりする。 実はセミの声というものは、「日本独特のもの」だということをご存知だろうか。 生まれてからひたすら土の中で成長し続け、あるときその生涯七回目の、言い換えれば最後の夏を察知して地上へ這い上がってくるセミ。当たり前だが、四季のある国にしか存在しない。 よく邦画で夏を表す効果音としてセミの声が使用されていることがあるが、あれをハリウッドらへんの人々が見ると、単なる雑音だと思ってしまうんだそうである。
うーん、軽くカルチャーショック。 セミによって鳴き声違うし、あれを聞くと手軽に子供時代の夏休みを思い出してノスタルジックな気分に浸れるというのに。
でもやっぱり実物は嫌。 セミだらけ……阻止するために、温暖化対策でも始めようかな……。
當間光沙




