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今読みたいドラマ映画の「原作本」100冊

[日経エンタテイメント]
マガ出典雑誌/今期の連続ドラマのタイトルを並べてみると、妙に見覚えがあるものばかり。『探偵学園Q』『ホタルノヒカリ』『女帝』『花ざかりの君たちへ』『ライフ』……。実はこれ全部、原作が存在するものなのだ。

というわけで今回紹介するこの記事では、映画・テレビ業界がオリジナル脚本ではなく、人気のコミックや小説を原作に用いた作品を放映する「原作ブーム」について言及している。

紙面によると、こうした原作ブームの背景にあるのは「エンタテイメント業界におけるメディアミックスの進化」らしい。マスメディアを中心とした複数の企業が映像化に出資、各媒体を駆使して広報を行いそれを盛り上げる「制作委員会方式」と呼ばれるものが定着。原作を販売する出版社も映像化に積極的に関わるようになったという。 なるほど、最近映画やドラマのスタッフロールの最後に「〇〇制作委員会」とつくのはそういうわけだったのか。

にしても、本好きの私としてはやっぱりこの原作ブームに解せないところはある。思い切り主観の意見を言わせてもらうと、小説や漫画が映像化されることによって「失われる」部分も大きいと思うのだ。

例えば小説の魅力は、自分で文字を追って想像をし、頭の中でもう一つの世界を作り出すことだと思う。しかし映像化してしまうことで、映画を観てから小説を読む人にはある種の固定されたイメージを与えてしまうことになり、逆に原作が好きな人にとっては自分の中のイメージが壊されることになってしまう。

作家の奥田英朗氏は原作者にとって映画は「いとこ」のようなものだという。似ても似つかないものになっても仕方がないが、知らん振りすることもできない血縁関係は存在する。

基本、私は原作と映像は別物だと思って観ることにしている。やはり好きな漫画や小説が映像になれば気になって観てしまうが、『ハリー・ポッター』みたいにイメージぴったり! なんてことは稀だと思うのだ。

ちなみに今まで観た映画で「原作どおり!」と感激したのはわずか3本……。

原作ブーム、一体いつまで続くのだろうか。
當間光沙
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