『「笑い」は国境を越える』を読んで
[クーリエジャポン]
どれだけ辛い状況でも、冗談を聞いて笑えればちょっと楽になる。「笑い」って大切ですよね。それは世界の国々でも同じみたいですよ。今日紹介する「COURRiER japon」(講談社)の「『笑い』は国境を越える」では、世界各国のユーモアが紹介されています。例えば、国民の生活が厳しく制限されていた旧フセイン政権下のイラクでは、民衆の間でこんなジョークが囁かれていたようです。
「イラクのフセインとアジス副首相とサハフ情報相がいた大統領宮殿に、トマホークミサイルが落ちてきた。助かったのは誰か。」 答え:「民衆」
いや~うまい、お見事ですね。圧政の下で暮らす民衆も、こんなジョークを言い合って日々の暮らしを楽しくしていたのです。さらに、フランスとドイツ、イランとトルコといった隣の国同士では、互いの国をネタにしたジョークが多いそうです。イギリスでは「スコットランド人はケチ」ということを前提にしたジョークもしばしば見られます。そうやって互いをネタにすることで、摩擦を回避しているのですね。笑いが平和を作っている・・・・・・と言ったら大げさでしょうか。
どんなに頭が良くなっても、所詮人間は感情の動物です。幸も不幸もそのときの気持ち次第。やっぱり笑いは生活に欠かせませんね。「ジョークが分からない」なんて言われがちな日本人ですが、もっと笑いを日常に取り入れたいものです。
「分かってるんだけどね~仕事で忙しすぎてそんな余裕無いよ……」なんて思っている日本の皆様にはこんなジョークを。
「イタリア人が3人集まったらファッションについて語る。ドイツ人は政治について語る。ロシア人はウォッカを飲み始めて酔っ払ってしまう。日本人は仕事が忙しくて集まれない」
その大変な日々をネタにしてしみてはいかがですか?
吉田隼人




