『男もキレイでなくっちゃね』を読んで
[MAQUIA]
美を追求する女性雑誌、『MAQUIA』。どちらかというと「作り込む」美に重点を置いている雑誌なだけに、普段は男子禁制と言わんばかりの空気を醸し出しているが、今月号はちょっと違う。
今号についてくる別冊付録のテーマはずばり「男磨き」! コンセプトは「彼氏に見せて彼氏をキレイにする」ことらしく、見出しも「男もキレイでなくっちゃね!」「うっとり/女が男をキレイにする」などなど、男性を意識したものになっている。
というわけで今回は「さすがに自分じゃ買えねーよ」という男性読者のために、この冊子の中身をご紹介。
まず表紙にも使われている小栗旬のインタビューが4ページ分。中では彼なりの美意識について語られている。
続いて「男も見た目でプレゼンする時代」と衝撃的な見出し。そして男専門、カップルへオススメのサロンがそれぞれ紹介されている。サロンと言われてもイマイチぴんとこないかもしれないが、要するにエステをはじめとする身体磨きの場所である。
お次は美しい男たちのライフスタイル紹介。そして男を上げる香水特集。ちょっぴり気になってきた薄毛対策特集に、美容業界イケメン(この雑誌ではオムと呼ぶらしい)図鑑、挙句の果てに「彼をきれいにするためのコスメ23」!
……正直こっちも読んでてげんなりしてきた。
これだけ色々小細工をすれば、そりゃそれなりに見目麗しい男が完成するだろうさ! という感じ。でもよくよく考えてみれば、女は日常的にこれくらいのことをしているんだよな……。
顔のアブラ対策やニキビ対策は「キレイ」というよりも、最低限の「清潔感」とカウントされることが多いから、コスメ特集は読んでみて損はないかもしれない。
けれどアイクリーム(目元を明るくするらしい)やエステ通い、香水なんかは逆に「女々しい」と嫌う女性も多いのではないだろうか。
努力するなら見えないところでやってくれ! というのが世の女たちの本音かも。 ま、何事もやりすぎは禁物ですな。
當間光沙




