『人を見抜く力』を読んで
[セオリー(ムック)]
「しっかりものの部下だと思っていたのに、肝心なところでツメが甘い……」「誠実で信頼できる同僚だと思っていたのに自分の手柄を取られた!」誰しも一度は経験があるんじゃないでしょうか?
人を見抜くのってなかなか難しいですよね。「もっと人を見る目を養いたい!」
そんなビジネスパーソンの要望に答えるのが、今日紹介する「セオリー」(講談社)の特集、『人を見抜く力』です。この特集では大前健一、テリー伊藤、石田衣良等、各界の著名人25人が、自分が人を見るときに注意しているポイントを紹介しています。「無駄話にもしっかりのってくるか?」「今の環境、不遇を人のせいにしていないか?」「自分の損得を考えない潔さをもっているか?」等など、彼らは普段の行動や思考のパターンを見ています。
それにしても、誰もが本当に日常のちょっとしたことから、その人のことを見抜いているものですね。これは記事に登場する著名人たちに限ったことではなく、私たちが日常的に関わる職場の上司や同僚、取引先の担当者といった人たちでも同じことではないでしょうか。
「ついつい上司への愚痴をこぼしてしまう」「できなかったときの言い訳ばかり考えてしまう」そんなあなたの行動や態度を、見ている人はしっかり見ているものです。周囲の目ばかり気にしているのも考え物ですが、今一度、自分が普段どんな風に振舞い、それが周りからどう見られているかを考えてみるといいかもしれませんね。
「いつも要領よく手を抜いて仕事しているけど、まあ誰も見ていないから平気だな……」なんて思っているあなた。人を見抜く力を持っている人の目はそう簡単にはごまかせませんよ。この特集を読んで、人を見抜く力を鍛えるのはもちろん、見抜かれても平気な自分を目指してみてはいかがですか?
吉田隼人




