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『「女女格差」の理不尽な現実』を読んで

[AERA]
マガ出典雑誌/「男女格差」について説明しろと言われればある程度の知識を披露できる読者の皆さんも、「女女格差」について聞かれたら言葉が詰まるのではなかろうか。

そもそも女女格差って何だ! そんな男性のために女女格差の概要から原因、そして実態までわかりやすく説明したのが今回の記事。

読んで字の如く、女女格差とは「女と女の間で生まれる格差」のことなのだが、巷で使われる格差とはちょっとばかり意味が違う。この場合の格差は、「似たような環境や生い立ちだからこその、身近にある微妙で複雑な差」。たとえば「職場の同僚」、「大学時代の同級生」、「子どもの同級生の親」……などなど、共通点が多い人にこそ感じてしまう差である。

記事中には実例が多数挙げられているのだが、格差として紹介されているものは「地方出身か東京出身か」から始まり、「結婚しているかしていないか」、「子どもがいるかいないか」、「夫婦関係は良好か否か」、挙句の果てには「美人かそうでないか」といったどうにもならない問題まで、一体女はどこまで比べあったら気が済むんだよ! と自分のことは棚上げして叫びだしたいくらいのラインナップ。

ところで記事の終盤に、「私立の小学校へ入学したため、早々に女女格差にさらされることとなった女子アナ」の話が載っていたのだが、それを読んだ瞬間、自分の子ども時代(通っていたのは公立小中)がフラッシュバックした。

同じ公立小学校、中学校に通っていながら生まれる差。「ピアノを習っているか習ってないか」、「ストパ(縮毛矯正)をかけているかいないか」、「LeSportsac(ブランド)を持っているか持っていないか」、「○○くん(クラスで人気の男の子)と話すことができるかできないか」……。

……女女格差だ!!

男性諸君。今くだらないと思いませんでしたか。思いましたね。

女だって好きで比較しているわけではない。「ついつい」してしまうのだ。

女女格差。

女たちの苦悩は延々と続いていく……。

當間 光沙

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