狙われた食卓! お魚封鎖大戦争
[プレイボーイ]
「狙われた食卓! お魚封鎖大戦争」と題された、気になる記事を発見しました。5月31日、ロシア農業省は資源保護や密輸対策を理由に「自国領海内で捉えられたカニは生きたままの輸出を禁止する」と発表したそうです。カニの消費量の60%をロシアからの輸入に頼る日本にとっては大ピンチ。また、カニと共に日本人が大好きなウナギも、ヨーロッパや台湾の輸出規制により値段が2、3倍に上がる恐れがあるとか。
「カニとかウナギなんて高級食材だからもともと食べられないもんな、関係ないよ!」なんて思った人もいるでしょう。ところが記事によれば、サーモン、タコ、甘エビ等も世界的な需要増、漁獲高の減少等により日本が輸入できる量はとっても少なくなっているそうです。日本が世界中の魚介類を買い漁れた時代は終わり、「お魚大戦争」に敗れ去る寸前なのだとか。
日本人が昔から食べてきた美味しい魚介類が、口に入らなくなってしまうなんて悲しいですね。さらにこれは魚介類に限ったことではありません。この問題の本質は、一部の魚介類が手に入りにくくなって困るということではなく、現在、日本にとって大事な食べ物は、「海外からの輸入」に依存しているというところにあると思います。
スーパーに買い物に行っても分かると思いますが、大豆、小麦粉、砂糖……等など、私たちがいつも食べているものの多くは海外から輸入されたもので溢れています。これらの食べ物を外国が日本に売ってくれるうちはいいのですが、ちょっと事態が変われば、今、魚介類で騒がれていることが他の食べ物にも起こることは十分あり得るでしょう。食べ物を駆け引きの道具にされて、日本が外交において不利になることもあると思います。
もっと、食料自給率を向上させる対策を取らないと、「今日の夕飯は白いご飯だけ……」なんていう日が来るかもしれないですね。
吉田隼人




