『3カ月で辞めさせない会社』を読んで
『3カ月で辞めさせない会社』。なんてキャッチーな見出し。
一体どういうことかというと、
「新入社員が会社を辞めたくなる節目は、3日、3カ月、3年。彼らは放っておくと身の回りの全てをマイナスに感じ、自分の仕事に価値を見出せなくなっていくという」
この記事で紹介されているのは、そんな彼らを『辞めさせない』よう工夫する会社と、そこで施行されている「価値実体験プログラム」。
その「価値実体験プログラム」とは?
簡単に言えば、上司が自分の体験から、会社や仕事の価値を新人に伝えようという研修プログラムのこと。要するに、自分の仕事に価値観を見出せない新人に、価値観を提示してあげるプログラムである。
なんか一見素晴らしいプログラムだが……果たしてそれで良いんだろうか?
価値が見つけられない新人に価値を見せるってことは、例えるならば数学の問題が解けない子どもに対して「じゃあ俺が昔見つけた素晴らしい解法を教えてやる」っていうのと同じこと。
この場合大切なのは、「僕オリジナルの綺麗な解法を見つけよう!」っていう子どもの心意気じゃないの? そしてそれを見守る大人の姿勢じゃないの?
というかそれ以前に!!
最近の新入社員はたった3カ月で「辞めたいかも、じゃあ辞めちゃえ」ってなるものなのだろうか?せっかくモノにした仕事をそこまで簡単に放棄して良いのか?むしろ、そんなにやる気と根性のない新人は会社側から願い下げではないのか!?
もし私が新入社員だったら、そこまで至れり尽くせり辞めさせないプログラムを組まれたら逆に嫌。「私のことナメてます?自分の仕事の価値くらい自分で見つけられるっつーの!」 ……と啖呵切りたい。
悔しくないですか、新人と呼ばれる皆さま!
せっかく自力で入った会社。
価値も目標も存在意義も、自力で捜してみましょうよ。






