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2007年5月 バックナンバー

2007年5月31日

『3カ月で辞めさせない会社』を読んで

[AERA]
aera 『3カ月で辞めさせない会社』。なんてキャッチーな見出し。


一体どういうことかというと、


「新入社員が会社を辞めたくなる節目は、3日、3カ月、3年。彼らは放っておくと身の回りの全てをマイナスに感じ、自分の仕事に価値を見出せなくなっていくという」


この記事で紹介されているのは、そんな彼らを『辞めさせない』よう工夫する会社と、そこで施行されている「価値実体験プログラム」。


その「価値実体験プログラム」とは?
簡単に言えば、上司が自分の体験から、会社や仕事の価値を新人に伝えようという研修プログラムのこと。要するに、自分の仕事に価値観を見出せない新人に、価値観を提示してあげるプログラムである。


なんか一見素晴らしいプログラムだが……果たしてそれで良いんだろうか?


価値が見つけられない新人に価値を見せるってことは、例えるならば数学の問題が解けない子どもに対して「じゃあ俺が昔見つけた素晴らしい解法を教えてやる」っていうのと同じこと。


この場合大切なのは、「僕オリジナルの綺麗な解法を見つけよう!」っていう子どもの心意気じゃないの? そしてそれを見守る大人の姿勢じゃないの?


というかそれ以前に!!


最近の新入社員はたった3カ月で「辞めたいかも、じゃあ辞めちゃえ」ってなるものなのだろうか?せっかくモノにした仕事をそこまで簡単に放棄して良いのか?むしろ、そんなにやる気と根性のない新人は会社側から願い下げではないのか!? 


もし私が新入社員だったら、そこまで至れり尽くせり辞めさせないプログラムを組まれたら逆に嫌。「私のことナメてます?自分の仕事の価値くらい自分で見つけられるっつーの!」 ……と啖呵切りたい。


悔しくないですか、新人と呼ばれる皆さま!


せっかく自力で入った会社。
価値も目標も存在意義も、自力で捜してみましょうよ。


當間光沙

2007年5月30日

『夏までに体脂肪を減らす大研究』を読んで

[Tarzan]
KING リンゴダイエット、マイクロダイエット、低インシュリンダイエット……等など、今まで様々なダイエット法が流行してきました。そうそう、ちょっと前には納豆ダイエットも色々と話題になりましたっけ。


けれども、そういう目新しいダイエット法って、自分の体には合わなくて体調を崩してしまったり、一度痩せてもすぐにリバウンドしてしまったり、大抵うまくいかないですよね。


数々の失敗を繰り返しながらも、「夏までにどうにかして痩せたい!」と思っている、ちょとメタボなあなた。今回紹介する、『Tarzan』(マガジンハウス)の『夏までに体脂肪を減らす大研究』を読んでもらいたい!!


ここで紹介されているのは、軽度の肥満、隠れ肥満など五種類の体型に合わせた5タイプ別ダイエット法。5タイプ別ダイエット法と言っても「一ヶ月で十キロやせる!」「好きなものを食べ放題!」などと謳う、巷に溢れるダイエット法とは違います。


いわく、「隠れ肥満には正しいウォーキング」「お酒はなるべく控える」などなど、「適度な運動+食事制限」という古典的な方法ばかり。「痩身には近道は存在しない」そうで、目新しい方法を期待している人にはちょっとがっかりかもしれません。


けれども、斬新なダイエット法の数々が、流行り廃りを繰り返す今だからこそ、
昔からある方法こそ効果がある気がしませんか? クラシック音楽しかり、古典しかり、良いものはいつの時代も残るものなのです。それは、ダイエットだって同じだと思います。


大急ぎでカスピ海ヨーグルトを買いに行く前に、通販で買ったロデオマシーンに乗る前に、これを読んでダイエットの基本に戻ってみてください。少しずつだけど、無理なく確実に痩せるための方法が分かります。「絶対にやせるダイエット」とは、意外と当たり前なことなのかもしれません。


吉田隼人

2007年5月21日

『デート力を上げよう!!』を読んで

[KING]
KING 気になるアノ娘を誘うのも、綺麗なアノ人を誘えても、可愛いアイツとの一周年記念も、いつも男を悩ませる女の子との「デート」。


どこに行こうか、何をしようか、何をしたらまずいのか。悩みに悩み、ついには負のスパイラルに陥ってしまうのが「ええカッコしい」である漢の性。


こんなにも悩んでしまう僕やあなたのために、今日は月刊『KING』(講談社)6月号の特集『デート力を上げよう』をさらっとご紹介。


特集の先頭を飾るのは「モデルとデート」というベタコンテンツ。CMで活躍している高橋マリコ、CamCanモデルの徳澤直子と、東京おススメデートコースを妄歩できます。釣り堀や水族館で魅せる彼女達たちの笑顔が死ぬほど可愛い。こんな綺麗なモデルさんたちと釣り堀デートできたら、寿命の10年くらい喜んで渡します。チクショー。


次に目を惹かれたのは、女の子の気分を察知できる「敏感力」について、美女5名がホンネで語るグラビア記事。井川遥、奥菜恵といった綺麗なお姐さん達が、男性に求めることを語ってくれています。虫嫌いな奥菜恵いわく『男子たるもの虫を恐れるべからず』だそうです。突如として現れるゴキブリを簡単に駆除できる男はポイント高いとのこと。うん、蟲師となろう。


あと、やはり役に立つのは「デートには、『やっちゃいけないこと』がある」という記事。似たような特集はいくつも目にしますが、ついつい気になって読んでしまいます。『やっちゃいけないこと』が、自分が普段していることだと知ったときのダメージの大きいことと言ったら・・・。
例えば、この記事では「ミエミエの勝負服」「むやみやたらに容姿をホメる」「経験がないクセに背伸びしたがる」などが『やっちゃいけないこと』らしいです・・・。今まで僕とデートしてくれた人たち、すみませんでした。


他にも、今回のKINGには「仕事か?女か?問題」、「男子は『見た目』から始めよう」などのお役立ちコンテンツがモリモリ載っています。


デートに悩んだら、たまにはベタな特集とたくさんの美女たちに慰めてもらったらいかがでしょうか?


吉田進之介

『中国の毒』を読んで

[週刊文春]
週刊文春 近年成長著しい中国。つい先日も中国株の暴落が、世界中の株価に波及するといったことが起こりましたね。そんな、今や世界の経済を語る上では欠かせない存在になった中国が日本に与える影響について特集されています。


中国といえば、「コピー天国」とも言われるぐらい著作権の意識が薄い国です。ハリウッド映画「スパイダーマン3」もアメリカでの公開2週間前から、中国の路上で海賊版DVDが売られてしまったりしている状態です。その他にも最近話題になった中国国営の遊園地ではディズニーなどのキャラクターそっくり(微妙に違うとこが面白いんですが)の着グルミたちが楽しそうにはしゃいでました。


このコピー被害はハリウッドやディズニーだけではありません。日本のいろいろな作品もコピーされまくってます。このような中国のコピー商品が日本の企業に与える損害額は9兆円にもなると書かれています。これは痛いですね。


そんなコピーに関しては無法地帯なんですが、今回の遊園地のキャラクターコピーに関して中国でアンケートをとったところ、なんとぉ! 遊園地側が悪いと答えた中国人が60%を超えたそうなんですよね。こんなに多くの人が著作権の侵害は悪いことだと認識しているのにはちょっと驚きでした。でも、やっぱりそう答えた人たちもコピー商品と知ってか知らずにかはわかりませんが、妙に痩せたドラえもんのぬいぐるみを買っちゃったりしてるんでしょうね・・・


そして記事では、中国の毒はそれだけではないと。環境問題に関する事、輸出食料に関する事、そして一番恐ろしいのが今年5月に解禁された三角合併によって中国企業が日本企業を買収することだと書かれています。


中国企業の時価総額は日本企業のそれを大きく上回っているので、買収は十分可能なのだそうです。社会主義国家であるのに経済は資本主義的な中国が、本気で日本企業買収に乗り出したらと考えると恐ろしいですね。


もし日本企業が買収されたら、得意のコピー技術で、あっという間に日本企業の技術力もコピーされちゃうかも。


根本輝久