株式会社キャタル 関谷英里子
今の世の中、商品やサービスだけで差別化を図るのが難しい時代です。普段の生活においても、仕事をしているときにおいても、どこかで目にしたような商品、サービスを見かけることは多いでしょう。
商品とサービスで差がつけられねい時代、このような時代にセールスの決め手となるのは、「その商品・サービスを見せる切り口」と「売る人」になります。
それゆえ、このような時代では「プレゼンテーション」がとても重要になります。というのも、プレゼンテーションは、商品・サービスを売るだけではなく、自分を売るためにも必要なスキルです。伝えたい相手に商品と自分を理解していもらい、行動を促すのがプレゼンテーションなのです。
しかしながら、この大切なスキルを学んだことがある人はほとんどいないのではないでしょうか?
学んだことがないばかりに「苦手意識」を持っている方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、10月に「なぜあの人の話に、みんなが耳を傾けるのか?」という本を出版しました。
著者は、先日ノーベル平和賞を受賞した米国前副大統領アル・ゴア、アンソニー・ロビンズなどの超一流スピーカーと仕事をしてきた経験を持ち、ビジネスパーソンとして女性誌で特集を組まれたこともある関谷英里子さんです
今回のビジトレポッドキャストでは、関谷さんに、今年来日したアメリカ前副大統領アル・ゴア氏をはじめ、海外の1流スピーカーとの仕事を通じ、学んできた話し上手な人のテクニックについて、また、商社時代に携わった海外企業へのプレゼンテーション、ネゴシエーションを通じて身に付けたスキルを中心にお話してもらいました。
関谷さんの美声をぜひ堪能してください!(笑)
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関谷さんのこれまでのキャリアと現在のお仕事を教えてください?
大学を卒業後、伊藤忠商事に入社し、繊維カンパニーでブランドマーケティングの仕事をしていました。その後、外資系の大手化粧品会社ロレアルで、「メイベリン」のブランドマーケティングを担当しました。現在は、会社立ち上げに携わった株式会社キャタルの翻訳部門「トランスレーターズ」で働いています。
「なぜあの人の話に、みんなが耳を傾けるのか?」というタイトルは興味深いですね
海外の1流スピーカーは、みんなが耳を傾ける話をしているなと、身をもって感じ、自分自身どうやって話したら皆に聞いてもらえるのだろうかを考えました。そして、一流スピーカーたちはいくつかのポイントを抑えて話していることに気づきました。彼らは、何か1点のスキルに突出しているわけではなく、人に話を聞いてもらうために必要な複数のポイントを抑えていたんです。ポイントを結びつけること、これを実践することで、「一流」と呼ばれるスピーカーになっているのです。
インパクトのあった一流スピーカーはいましたか?
映画「不都合な真実」のプロモーションで来日していたアル・ゴア氏のことをすぐに思い出します。彼はハードスケージュールをこなしていて、講演前はぐったりしていたのですが、いざ壇上にあがるとキリッとして、見る人に疲れを感じさせずに、自分の仕事をしっかりこなしていました。この姿勢には一流スピーカーとしての「プロ意識」を感じました。
海外の一流スピーカーの「話し上手」は持って生まれた才能でしょうか?
彼ら自身に聞いたのですが、「積み重ねが大事」と言っていました。彼らも、試行錯誤しながら、現在のスピーカーとしての地位を築いてきたようです。
海外の一流スピーカー達に共通点はありましたか?
自分には伝えるべきものあるという使命感を持っていました。それを伝えるためにより多くにより効果的にどうやって伝えるかを学んでいました。
例えば、ゴア氏の場合、彼は地球環境へ危機感を抱き、より多くの人にこの危機感を共感してもらいたい、行動してもらいたいという想いがあったみたいです。この想いを実現させるために、どうゆう話をするべきか、何をしゃべるか、どうやってしゃべっていくかを考えていました。
はじめての著作についての感想は?
「感激」の一言です。すごくうれしい。自分でも言うのも何ですが「いい本だな」と思います(笑)。自分の経験や出会った人のことをもとに書いているので、改めて、これまでの出会いや人とのつながりに感謝しています。
この本のポイントは「シンプル」なことです。「聴いてもらう」ためにも大切なのは基礎。これをきっちり抑えていれば、伝えたいことは伝わるようになります。
どういう人に、この本を読んでもらいたいですか?
次の世代20―30代のビジネスパーソンの方々に。そして、特に、何かを伝えたい人々に読んでもらいたいです。
最後に一言
この本に書かれているのは、シンプルなものばかりです。けれども、書かれているポイントのうち、何か心に響いたものを2週間だけでも実行していれば、成果がでてくるのではないかと思います。




