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2007年8月 バックナンバー

2007年8月31日

プロが教える 年収300万円でも表参道に家を買う

加瀬恵子
プロが教える


今週は、不動産コンサルタント、表参道不動産代表取締役の加瀬恵子さんの著書『プロが教える 年収300万円でも表参道に家を買う』を読みました。


「ホントに年収300万円で表参道に家が買えるの?!」と疑問を持ちながらも、買ってしまいました(笑)。 住んでいるところが表参道が近いためか、近所の書店に必ず並んでいる本で、どうしても目に入るんですよね。

さて、本の内容ですが、至ってまっとうな不動産購入・運用の手引書です。


著者はこの本で、20歳代でマンションを買うことを勧めています。なぜなら、賃貸住宅にいつまでも住んでいたら、家賃を払うことで自分に資本が蓄積されない。他人(大家さん)の資産作りに協力しているだけだ。それだったら、早い段階で資本家となるべき種を蒔いておくべきだ。と言っています。

早い段階でスタートすることが有利というのは、近年注目されている「投資信託」と同じ“複利を活用する”という考え方です。

自己資金や住宅ローン、親族からの借り入れを適切に行い、価格変動の少ないエリア、資産価値の高い場所にマンションを買う。そして、買ったマンションは、賃貸に出し利回益を得る、そして価値のあるうちに売却する、というように、資本を効率・効果的に運用していくべきだと著者は述べています。

僕自身、「家」というのは、投資の対象というよりも、自分が住むことが本来の機能という考え方なのですが、この本が言う「不動産購入は一生に一度と思っていない?」という問いかけから、身の丈に合った不動産購入を繰り返していき、資産運用していくという考え方もあるかもしれないと参考になりました。

借り入れへの不安はつきものですが、自分の家があるという安心感、そして、他人に貸すこともできる柔軟性を考えると、思い切って20歳代で不動産購入をしてもいいかもしれません。

まぁ、いきなり表参道はムリと思いますが。

2007年8月 3日

サマンサタバサ 世界ブランドをつくる

寺田和正
サマンサタバサ

今週は、バックを中心に女性に大人気のファッションブランド「サマンサタバサ」の創業者、寺田和正さんの著書『サマンサタバサ 世界ブランドをつくる』を読みました。


この本で著者は、ブランドに対するスタンスや、世界ブランドのつくり方を述べています。

同じ品質やデザインの商品でも、ブランドがあるかないかでは価格も売れ行きも大きく異なります。そのため、どの会社も少なからず「ブランド」というものを意識しているはずです。

ただ、ブランドづくりってとても大変なんですよね。大きな成果を得る前に、たくさんのものを捨てないといけませんから。

「あれがオモシロそうだから、あれをやろう」とか、「あれが儲かりそうだから、あれをやろう」といったようでは、ブランドはつくれません。

先日、ある女性の著者に「好きなタイプの男性は?」と聞いたところ、「ブレてない人」と言っていました。ブレのない人が魅力的なのは、自分ブランドが確立されているからなんでしょうね。

そういう意味で、著者の寺田さんが“なぜ、サマンサタバサというブランドをつくりあげることができたのか?”そして、“なぜ、寺田さんはサマンサタバサ張りに女性スタッフに人気があるのか?”が、この本を読んでわかるような気がします。

大企業に就職して、会社のブランドで活躍するのもそれはそれでありと思いますが、会社の看板抜きの自分ブランドを確立する、または起業して自分の会社でブランドを育て上げるということほど最高の仕事はないかもしれませんね。