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『 指一本の執念が勝負を決める 』

冨山和彦
指一本の執念が勝負を決める


今週は、株式会社経営共創基盤代表の富山和彦さんの著書『指一本の執念が勝負を決める』を読みました。

冨山さんは、戦略コンサルタントとして活躍された後、産業再生機構にてダイエーやカネボウなど多くの企業再生の陣頭指揮をとり、現在は“「事業と財務」一体型の成長支援サービス”をミッションとしたコンサルティング会社を立ち上げ、活躍されている方です。

冨山さんの産業再生機構での活躍ぶりを新聞や経済誌、テレビなどで目にし、「こんなすごい人がいるんだ」と思っていましたが、本書を読んでさらにその思いが強まりました。同じ経営者として、著者と私とでは天と地とほどレベルが違いますが、僭越ながら“自分が常日頃感じていることを、この本で代弁してくれた”とさえ思えてしまいます。

そう、ビジネスは甘い考えがないとはじめの一歩は踏み出せませんが、甘いやり方では絶対うまくいくはずないんです。

この本で著者は、ビジネスパーソンにとって最も重要なのは“ストレス耐性”だと述べています。ビジネスの現場では、トラブルや修羅場は日常茶飯事です。そこをいかに切り抜けるかは、頭の良い悪い云々以上に、いかにストレスを馬力に変えることができるかということです。

あとは、「判断基準は『カッコいい』か、悪いか」という本文の言葉も共感しましたね。やっぱり、いくら儲かるからといってカッコ悪いことはやりたくありません。ただ、ビジネスをしていたらカッコ悪いこともしないといけない場合が多々あります。だから、人がカッコ悪いと思っていることも、自分ではカッコいいと思ってできる人は強いと思いますし、また、それができない人は、自分で仕事を選べるよう人の何倍も努力するしかないですよね。

軽快な文章とずっしり重い言葉。この本を読んで、明日からの働くが変わりそうならば、あなたはビジネスパーソンとしてイイ線いっていると思います。

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