仕事がデキる人の“捨てる英語術”
TOEICテストがダメなあの人が、仕事で英語をバリバリ使える理由

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13.アウトプットの勧め実践編1

さて、前回のエントリで、アウトプットの重要性について説明しましたが今回はその実践編です。アウトプットの方法にはいろいろありますが、その中でも個人的に一番いいのが辞書を使って英語で文章を書き、書き終わったらその内容を口頭で練習することです。

何故この方法がいいのかというと、それには三つの理由があります。

まず一つに、会話をする場合と違って、文章を書く場合は時間的余裕があるので、より正確かつ適切な表現をつかうことができるからです。僕自身も経験があるのですが、会話だけでアウトプットの練習をしてると、表現を調べている時間がないこともあり、どうしてもいつも決まった表現だけを使ってしまいがちです。しかし、辞書を引きながら文章を書くことで、自分だけだと思いつかない表現が使えるようになります。

二つ目の理由は、文法を意識した正確な英語を使えるようになるからです。一つ目の理由でも書きましたが、会話をする場合は、時間がありません。なので、時間に追われて、どうしても文法的な正確さがおろそかになりがちです。しかし、文章を書く場合は時間があるので、文法書や辞書を使って正確な文章を参照することができます。その結果、英語の文法が実際に使える形で身につきます。

三つ目の理由は、書く能力と話す能力を一致させることができるからです。今までみたように、文章を書くことには話すことにはない利点があります。しかし、一方、書く練習だけをしていても、会話ができるようにならないことは事実です。会話ができるようになるためには、書く練習で扱った英語の表現力を、口頭で発表する能力を養う必要があります。そして、自分が書いた文章に基づいて話す練習すれば、この能力を簡単に養うことができます。具体的には、書いた文章を簡潔にまとめたメモを作り、それを手がかりに基の文章を作り直す練習をすればいいとおもいます。

なお、書く内容ですが、基本的には自分の関心のあることであれば何でもかまわないのですが、仕事に使いたいのであれば、仕事の内容などを英語で説明してみるといいと思います。仕事の内容を英語で説明するとなると一見難しそうですが、実は単語が難しいだけで表現自体は簡単ですむと言うことが多いです。なので、積極的に取り組んでみましょう。

なお、この練習は一見上級者しかできなさそうですが、そんなことはありません。初心者の人でも行うことができます。初心者の人の場合は、難しい話ではなく日記をつけるようにすると、自分が使う単語を確実に見につけることができます。日記が難しい場合は、自分が知りたい表現や単語を書き連ねるだけでかまいません。とにかく、アウトプットをすることを重視するようにしてください。

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プロフィール

井上大輔(いのうえ・だいすけ)

大学院時代に英語講師を始め、現在は日米英語学院やELSなどで、学生から社会人まで様々な層に英語を教える。大学院卒業後、語学を使った起業を志し、その際に仕事で英語を使うということについて真剣に向かい合うようになり、その結果従来の「英語はできればできるほどいい」という考え方に対するアンチテーゼとしての「捨てる英語術」を思いつく。現在は、大学院時代の専門であったフランス語の語学参考書の執筆にいそしみつつ、ビジネスマンが洋書を効率よく読めるようになるためのプログラムを考案中。

・早稲田大学英文学科卒業、早稲田大学文学研究科仏文修士
・資格 TOEIC 980
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