15.単語を覚える
英語を勉強するうえで避けて通れないもの、それが単語です。高校まで出ている人でしたら、基本的な文法は30時間ぐらいで復習できますし、また洋書を読みたいと言う人はさらに30時間ほど勉強すれば、文法に関してはばっちりです。
しかし、単語に関しては、そうはいきません。単語に関しては、常に勉強し続けるという普段の努力が必要になってきます。しかし、そうは言っても、ある程度効率のよいやり方はあるのです。というわけでこれから数週間にわたって、単語をどうすれば覚えられるかということについて見ていきたいと思います。
さて、単語を覚える上で一番大切なことが何かと言うと、それは単語の暗記には段階があるという風に考えることです。通常単語の暗記というと、覚えたか覚えていないかという2段階で判断してしまいがちですが、実はこの考え方は正しくありません。なぜなら、単語の暗記にはいくつかの段階があるからです。
①全く見覚えがない状態…暗記度0
↓
②見覚えはあるけど、意味がわからない状態…暗記度30
↓
③意味はなんとなくわかるが、はっきりした訳語が出てこない状態…暗記度60
↓
④意味がはっきりわかるが、正しく使えない状態…80
↓
⑤意味もわかり、正しく使える状態…暗記度100
上の図からわかるように、単語を覚えるとは、単語に対する情報が全くないところからスタートして、その後徐々に単語の知識を身につけていくという何段階のステップからなっているのです。
そして、単語を覚える上で鍵となるのが、②の段階です。単語の勉強をしていると、覚えたはずなのに意味が思い出せない単語によく出くわします。こういう経験を何度もすると、嫌になって単語を覚えるのをあきらめてしまう人が多いです。しかし、上の図からわかるように、この「見覚えがあるけど意味がわからない」という状態は実は暗記が最初よりも進んだ状態なのです。
だから、覚えたはずなのに意味がわからない単語に出くわしても、落ち込む必要はありません。むしろ、それは全くゼロの段階から一つステップが進んだんだと前向きに捉えるにしましょう。そして、このチャンスを逃さずに、辞書や単語帳で意味を確認するようにしましょう。そうすれば、その単語に関しては確実に次の段階に進めるはずです。
このように、まずは単語学習に関する考え方を変えることから、単語学習を初めて行きましょう。
今回のまとめ
「覚えたのに思い出せない」は、単語の暗記が進んでいる証拠。辞書で調べることで、確実にその単語を身につけよう。







