ポストトゥルース

みんなは『ポストトゥルース』という単語を知っているかな。実は、最近話題になったフェイクニュースや、アメリカの大統領選挙と深く関係している単語なんだ。一体どんな意味なんだろう。

『ポストトゥルース』とは、簡単に言うと、たとえ誤った情報であっても個人の感情に訴え得れば、事実よりも強い影響力を持つ、という意味だよ。最初に挙げた例も交えてもう少し説明してみようか。フェイクニュースは、誤った情報がまるで真実であるかのように記事などで取り上げられることだったよね。これが拡散されていったことが問題だったんだけど、正に『ポストトゥルース』だね。多くの人が、ニュースが事実かどうかを調べる前に、その内容に流されてしまったんだ。

実は、『ポストトゥルース』と似たような言葉に「情報の流暢性」というものもあるんだ。これは、より分かりやすいものが良い、正しいと判断してしまうバイアスのことだよ。このバイアスはかなり大きくて、NY株式市場の約700銘柄を90~04年まで調べたら,最も簡単な名前の10企業は最も難しい名前の10企業に比べ、年間では33%も多く儲けていたんだって。会社名だけでこんなに儲けが変わるなんてびっくりだね。

ここまでに挙げた2つの例からも分かるように、私たちは知らず知らずのうちに、冷静に真実を判断できなくなっているんだ。これらに気をつけて、感情にとらわれずに一度立ち止まって考えることが、よりよく生活していく秘訣だね。



詳しくはコチラ→[「ポスト・トゥルース」の起源とは? そして最もヒットした「フェイク  ニュース」とは?]

皇包車

中国人観光客のためのタクシー「皇包車」って知ってる?日本にやってくる中国人旅行客に送迎やツアーのようなものまでやってくれるサービスで利用者が増え続けているんだ。いったいその中国人に大人気の「皇包車」ってどんなものなんだろう?

「皇包車」は中国発の自動車配車サービスのことで、アプリを通して空港送迎などのサービスを提供しているよ。世界的に有名な「Uber」と同様に「ライドシェア」の手法を採用していて、在日の華僑や華人が一般人ドライバーとして登録されているんだ。その人気は加熱し、全世界で利用者が200万人を突破、東京でも約2000人のドライバーが加盟しているよ。
「皇包車」がここまで人気になっている理由はなんだろう?それはマナーやサービスの良さにあると言われているんだ。中国人観光客といえば「爆買い」した商品を大きなトランクに入れて運ぶイメージがあるよね。彼らにとって従来のタクシーより、「皇包車」で大型車を利用するほうが便利だし、運転手と中国語でコミュニケーションを取れる点も魅力的なんだ。また、顧客のドライバー評価が報酬に影響するという「道徳システム」が採用され、ドライバーのマナー向上につながっているみたいだよ。
しかし、せっかく日本への旅行客が増えても中国系サービスを利用されてしまっては、消費の増大にもつながらないよね。今後は訪日中国人と観光立国を目指す日本の両方にとって利益となるような規制や政策が求められるね。

詳しくはコチラ→[日本各地で暗躍する中国版白タク「皇包車」の実態]

消費増税

安部首相が衆議院解散を宣言したね。北朝鮮問題への対応に加えて、消費税率増税分の使用用途の変更を解散の理由としてあげているよ。具体的にどのように変更するのか、他の党は増税についてどう考えているのか、解説していくね。

自民党はそもそも、2019年に予定されている増税による収入の大部分を、国の借金の膨張を抑えるために使用するとしていたんだ。それを変更して、新たな増税による収入の一部を高等教育と幼児教育の無償化などの教育費にまわすんだって。ただ、この政策は民進党の前原代表がかねてから主張していたことと似通っているんだ。
両者の共通点と相違点をまとめると、自民党と民進党のどちらも増税は前提としていて、その税収をすべて社会保障費に使うのが民進党。あくまで、国の借金膨張を抑えるためにも新たな税収を使うのが自民党ということだね。
ただ、幼児教育を無償化することに対する懐疑的な意見もあるよ。そもそも幼児教育は貧困層を対象として、無償化がすでに浸透してきているんだ。そのため、この政策で新たに恩恵を受けるのは高所得層の人たちだけで、彼らは浮いた教育費を他の支出に回せるようになるから更に格差が拡大するおそれもあるみたい。
そして、小池都知事が代表に就任した希望の党は、景気に水を差す恐れがあるとして、増税そのものを見直す考えを示しているよ。 今回の総選挙ではこの消費税が大きな争点になるから、さらに議論が深まっていくといいね。



詳しくはコチラ→[「消費増税で教育無償化」の本末転倒]

新政党立ち上げ

政治に対して、同じ考えを持って行動する人たちが集まっている、政党。集まりを作るのは誰にでもできるけれど、いざ政党を作るとなると、厳しい条件があるんだ。国会議員が5人以上いること、5人未満でも直近の国政選挙で2%の得票をしていること、ということが、政党を立ち上げるために必要な条件。それを満たさなければ、法人政党としての権利が得られず、国から支給される政党交付金を受けることが出来ないんだ。

 さらに、政党の立ち上げができても、さまざまな手続きをして、企業や団体などから活動資金としての献金を募る必要がある。これは、法人として認められていない一般政治団体には、法律で禁止されているものなんだ。政党として行動を起こす以上、活動資金はどうしても必要不可欠。一般の政治団体として行動することには、どうしても限界があるんだ。

 このように、新しい政党を立ち上げるには、信頼できる国会議員を集めて、活動を支援してくれる人たちを見つけなければならない。厳しい条件ではあるけれど、そうして成り立った政党だからこそ、国民も信じることができるはず。新政党が、日本の政治にとって良い影響をもたらしていってほしいね。

 詳しくはコチラ  【政党を考えてみよう 新政党のつくりかた】  

詳しくはコチラ→[「消費増税で教育無償化」の本末転倒]

polca

先月10日、ちょっと変わった新しい資金集めアプリ「polca(ポルカ)」の提供がスタートしたよ。従来のクラウドファンディングと異なり、自分の身近な人とはじめる「フレンドファンディング」というものみたいなんだけど、一体どんなサービスなのかな?

「polca(ポルカ)」とは、自分がしたいことの企画ページURLを、参加してほしい友だちや知人に送って支援金を募る、というサービスだよ。不特定多数の人に企画を公開する従来のクラウドファンディングと違って、知ってほしい人だけを対象に資金募集ができるんだ。支援金は300円からと手頃なサービスになっているけど、どんな人が利用しているか気になるよね。実際の企画には「両親に結婚式をプレゼントしたい」というものから、「焼肉を食べさせてください!」といった一風変わったものまであるみたいだよ。
「フレンドファンディング」という言葉の通り、当初は友だち間で気軽にできる資金集めというイメージだったんだけど、意外にもネット上で見知らぬ若者に支援をする人が出現して話題になったんだ。彼らは「ポルカおじさん」「ポルカおばさん」と呼ばれ、SNSなどで支援希望者の公募まで行っているよ。自分が昔できなかったことを代わりにやってもらいたい、そんな思いが彼らが「polca」で援助をする理由だといわれているんだ。
SNSなどによって簡単にいろいろな人と交流できる時代だからこそ、他人の幸せや喜びを共有できる「polca」のようなサービスがこれからも増えるとうれしいね。

詳しくはコチラ→[ネット上で見知らぬ若者にお金を渡す「ポルカおじさん」とは]

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