アンバサダーマーケティング

最近、『アンバサダーマーケティング』というマーケティング手法が注目を浴びていることを知っているかな。DHCやキリンなど、誰もが知っている有名企業も実践しているんだ。一体どんな手法なんだろう。

『アンバサダーマーケティング』とは、簡単に言うと、商品やサービスへ熱心なファンに働きかけて、口コミで広めてもらうことなんだ。この説明を見て、インスタグラマーなどを利用した「インフルエンサーマーケティング」と似ていると感じた人もいるんじゃないかな。確かに、口コミで広めるという点は同じだよね。でも、『アンバサダーマーケティング』では、メールや広告への反応率が圧倒的に高いという特徴があるんだ。まずは、こうした熱心なファンを見つける仕組みを作らなければいけないから、そこは大変だけど、それさえ乗り越えれば商品やサービスの認知度にかなり貢献するんじゃないかな。

具体的に大企業はどういった施策を行っているんだろう。例えば、DHCでは、アンバサダーになった人の紹介で誰かが商品を購入すれば、換金可能なポイントがもらえるんだ。他にも、キリンでは当社の商品である「キリン一番搾り」アンバサダーを募集していたよ。商品に関するクイズやアンケートに答えて、審査を通過すればアンバサダーになれるんだ。アンバサダーバッヂをもらえたり特別イベントに参加できたりするんだよ。

この手法を使えば、昔からのファン層にも新規顧客層にもアプローチできて、一石二鳥だね。



詳しくはコチラ→[有名企業も実践中!アンバサダーキャンペーンの事例10選]

ニューツーリズム

 「ニューツーリズム」ってみんなは聞いたことあるかな?一体どんなものなんだろう?

 「ニューツーリズム」とは、地域の暮らしや文化を体験できるツアーのこと。このツアーを通して、地域本来の魅力を知ってもらうねらいがあるんだって。
 この「ニューツーリズム」の代表例として上げられるのが、阿智村だよ。阿智村は、環境省が認定した日本一キレイな星空が見られる村なんだって。そこで村を観光地化するのではなく、村の暮らしを体験しながら、美しい星空を見ることができる「日本一の星空ツアー」というものを企画したんだ。日本一美しい星をみるツアーなんて、ちょっとおしゃれだよね。さらに、この企画は村の人たちにとっても素晴らしい企画なんだ。なぜなら、星を見るのは夜なので、必ず宿泊しなければならない。その点を利用し、滞在している間に、村の人手作りの郷土料理や、村の温泉を体験してもらうことができるからだ。
 このように「ニューツーリズム」は、地域を観光地化するのではなく、地域の人と密着してその土地の魅力を感じることができるツアーなんだね。
 2020年のオリンピックに向けて、きっと外国からの観光客もますます増えてくるよね。このような地域密着型のツアーが増えると、日本の魅力をより深く知ってもらえる、いい機会になるかもしれないね。

詳しくはコチラ→[ニューツーリズムの振興 ]

写ルンです

ここ最近、レンズ付きフィルム「写ルンです」が若い女性を中心に流行しているみたいだよ。発売開始から30年以上経ったいま、なぜ人気が再燃しているのかな?

「写ルンです」は1986年に富士フイルムが販売開始した「レンズ付きフィルム」で、名前を聞くと「昔懐かしいインスタントカメラ」と思う人が多いんじゃないかな。90年台後半の流行のピーク以降、使う人が減少していたんだけど、ここ最近の「カメラ女子」の増加の影響も受けてまた注目され始めているんだ。
「写ルンです」を使ったことがある人はどんな写真が撮れるか覚えているかな? フィルムカメラ独特の暗さや、現像するまでどんな写真が撮れたか分からないアナログさがあるよね。それがいま「レトロな雰囲気でオシャレ」と若者を中心に人気になっているんだ。
昔はカメラ屋さんで現像するだけのイメージだったけど、データ化するサービスが10年ほど前から始まっていて、それを利用してネット上に「写ルンです」で撮った写真を載せる人が増えているんだ。若い女性の中には、SNSに投稿する前に画像加工アプリを何個も使用する人が多く、それは「いいね」がたくさんくる写真を載せたい! という気持ちからみたいだよ。そんな若い女性の要望とマッチし、SNSの拡散作用もあって「写ルンです」の再ブームが起きたのかもしれないね。
発売から30年以上経ち、再ブーム中の「写ルンです」のようにこれから人気が再燃しそうなアナログ商品は他に何があるかな? まだまだ注目していきたいね!

詳しくはコチラ→[「写ルンです」ひそかにブーム再燃 20代女子に人気のナゼ]

VR擬似旅行

最近、大手旅行会社が、VR(ヴァーチャル・リアリティ)技術を活用して、海外などに疑似的に旅行をする気分を味わう「擬似旅行」の提供に力を入れているんだ。どうして、実際の旅行を提供する旅行会社が、擬似旅行に注目するのだろう?

旅行会社は、旅行を検討する人にVRでの映像で疑似体験をしてもらって、その旅行先の魅力を伝えたり、ホテルや客室を紹介したりするために、以前から導入を進めていたよ。そんな中で、大手旅行会社の近畿日本ツーリストが、VRを用いた擬似旅行の事業化を目指しているんだ。既に今年6月に、福島県の老人ホームで、40キロ離れた花火大会会場からの映像を、VR映像として流して、入居者の方に臨場感を体験してもらう試みが行われたんだ。これから、より遠くから映像を届けることができるように、そしてより綺麗な映像を提供できるように、改良を加えていく予定なんだって。VRによる擬似旅行は、旅行に行きたくても行けない、身体の不自由な人たちにとって、身体に負担をかけずに旅行の気分を味わうことができる、まったく新しい旅行のあり方になるかもしれないね。
しかし、VRでの擬似旅行が普及していくと、擬似旅行で満足して、実際の旅行に行く人が減少してしまう可能性があるんだ。旅行会社にとって、VR技術を用いた擬似旅行は、まさに諸刃の剣。ますます進む社会のIT化と旅行業界が、どのように関係しながら発展するのか、注目していきたいね。


詳しくはコチラ→[VR「疑似旅行」体験したら本物行かなくなるかもしれないのにHISや 近ツーが熱心なワケ]

ポストトゥルース

みんなは『ポストトゥルース』という単語を知っているかな。実は、最近話題になったフェイクニュースや、アメリカの大統領選挙と深く関係している単語なんだ。一体どんな意味なんだろう。

『ポストトゥルース』とは、簡単に言うと、たとえ誤った情報であっても個人の感情に訴え得れば、事実よりも強い影響力を持つ、という意味だよ。最初に挙げた例も交えてもう少し説明してみようか。フェイクニュースは、誤った情報がまるで真実であるかのように記事などで取り上げられることだったよね。これが拡散されていったことが問題だったんだけど、正に『ポストトゥルース』だね。多くの人が、ニュースが事実かどうかを調べる前に、その内容に流されてしまったんだ。

実は、『ポストトゥルース』と似たような言葉に「情報の流暢性」というものもあるんだ。これは、より分かりやすいものが良い、正しいと判断してしまうバイアスのことだよ。このバイアスはかなり大きくて、NY株式市場の約700銘柄を90~04年まで調べたら,最も簡単な名前の10企業は最も難しい名前の10企業に比べ、年間では33%も多く儲けていたんだって。会社名だけでこんなに儲けが変わるなんてびっくりだね。

ここまでに挙げた2つの例からも分かるように、私たちは知らず知らずのうちに、冷静に真実を判断できなくなっているんだ。これらに気をつけて、感情にとらわれずに一度立ち止まって考えることが、よりよく生活していく秘訣だね。



詳しくはコチラ→[「ポスト・トゥルース」の起源とは? そして最もヒットした「フェイク  ニュース」とは?]

1 2 3 4 5 63