VR擬似旅行

最近、大手旅行会社が、VR(ヴァーチャル・リアリティ)技術を活用して、海外などに疑似的に旅行をする気分を味わう「擬似旅行」の提供に力を入れているんだ。どうして、実際の旅行を提供する旅行会社が、擬似旅行に注目するのだろう?

旅行会社は、旅行を検討する人にVRでの映像で疑似体験をしてもらって、その旅行先の魅力を伝えたり、ホテルや客室を紹介したりするために、以前から導入を進めていたよ。そんな中で、大手旅行会社の近畿日本ツーリストが、VRを用いた擬似旅行の事業化を目指しているんだ。既に今年6月に、福島県の老人ホームで、40キロ離れた花火大会会場からの映像を、VR映像として流して、入居者の方に臨場感を体験してもらう試みが行われたんだ。これから、より遠くから映像を届けることができるように、そしてより綺麗な映像を提供できるように、改良を加えていく予定なんだって。VRによる擬似旅行は、旅行に行きたくても行けない、身体の不自由な人たちにとって、身体に負担をかけずに旅行の気分を味わうことができる、まったく新しい旅行のあり方になるかもしれないね。
しかし、VRでの擬似旅行が普及していくと、擬似旅行で満足して、実際の旅行に行く人が減少してしまう可能性があるんだ。旅行会社にとって、VR技術を用いた擬似旅行は、まさに諸刃の剣。ますます進む社会のIT化と旅行業界が、どのように関係しながら発展するのか、注目していきたいね。


詳しくはコチラ→[VR「疑似旅行」体験したら本物行かなくなるかもしれないのにHISや 近ツーが熱心なワケ]