ポストトゥルース

みんなは『ポストトゥルース』という単語を知っているかな。実は、最近話題になったフェイクニュースや、アメリカの大統領選挙と深く関係している単語なんだ。一体どんな意味なんだろう。

『ポストトゥルース』とは、簡単に言うと、たとえ誤った情報であっても個人の感情に訴え得れば、事実よりも強い影響力を持つ、という意味だよ。最初に挙げた例も交えてもう少し説明してみようか。フェイクニュースは、誤った情報がまるで真実であるかのように記事などで取り上げられることだったよね。これが拡散されていったことが問題だったんだけど、正に『ポストトゥルース』だね。多くの人が、ニュースが事実かどうかを調べる前に、その内容に流されてしまったんだ。

実は、『ポストトゥルース』と似たような言葉に「情報の流暢性」というものもあるんだ。これは、より分かりやすいものが良い、正しいと判断してしまうバイアスのことだよ。このバイアスはかなり大きくて、NY株式市場の約700銘柄を90~04年まで調べたら,最も簡単な名前の10企業は最も難しい名前の10企業に比べ、年間では33%も多く儲けていたんだって。会社名だけでこんなに儲けが変わるなんてびっくりだね。

ここまでに挙げた2つの例からも分かるように、私たちは知らず知らずのうちに、冷静に真実を判断できなくなっているんだ。これらに気をつけて、感情にとらわれずに一度立ち止まって考えることが、よりよく生活していく秘訣だね。



詳しくはコチラ→[「ポスト・トゥルース」の起源とは? そして最もヒットした「フェイク  ニュース」とは?]