ヘレン・マルーリス

先日まで行われていたリオデジャネイロオリンピックで、金メダルが期待されていた女子レスリングの吉田沙保里選手が決勝で敗れて銀メダルという結果になったね。

吉田選手のオリンピック4連覇を止めたヘレン・マルーリス選手っていったいどんな選手なんだろう?

 

マルーリス(24)はアメリカの選手で、12歳のときにアテネオリンピックで見た吉田沙保里選手に憧れ、

いつか対戦したいという強い思いから反対する両親を説得してレスリングを続けていたんだって。

吉田選手とは過去に2度対戦して、どちらともフォール負けで完敗。

その悔しさをバネに吉田選手の研究や、辛い練習や食事制限をして今回のオリンピックでついに吉田選手に勝利し、金メダルを手にすることができたんだ。

勝ちが決まった時、マル―リス選手が感極まって号泣していたシーンはとても印象的だよね。

彼女は試合後のインタビューで、

「サオリと試合をすることを長年夢に見てきた。彼女と戦う準備をずっと続けてきた。彼女は私のヒーロー。

彼女は最もたたえられているレスラーで、彼女と試合をできたのは本当に名誉なことだった」

「サオリのことを研究すればするほど、彼女のことが好きになった。彼女と戦うことは夢だった。沙保里は敵ではない。神様は本当にそれを私に教えてくれました」と言っていたね。

見ている私たちが感動するような試合をしてくれたマル―リス選手と吉田選手、今から4年後の東京オリンピックでの対戦が待ち遠しいね。

核先制不使用

先日、アメリカのオバマ大統領が導入を検討する「核先制不使用」にまつわる政策に安倍首相が反対の意向を表明したとの報道があり、話題になっているよ。そもそも「核先制不使用」ってどういう意味なんだろう?

「核先制不使用」とは、他国から核攻撃をうける以前に、先に核兵器を用いた攻撃を他国にしないことをいうんだ。この政策は核保有国の核軍縮につながると考えられているよ。「核兵器のない世界の実現」を目標としているオバマ政権は、この「核先制不使用」を含む核に関連する政策を積極的に見直そうとしているんだ。しかし、それに対して韓国やイギリスなどの同盟国から懸念の声があがり、先日安倍首相も反対の意向をアメリカの軍司令官に伝えたことで、「核先制不使用」政策の導入が難しくなっているみたいだよ。
核先制不使用を宣言することで、核の脅威を持つ北朝鮮への抑止力が失われるのではないか、というのが反対や懸念を示す国の主張なんだ。日本は日米安保条約によってアメリカに軍事的依存をしているため、アメリカの北朝鮮への抑止力が無くなってしまうと困るという意見もあるよ。しかしその一方、唯一の核兵器被爆国である日本が、核兵器の廃絶を目指すオバマ政権に反対するのはおかしいという意見もあって議論が起きているんだ。 任期の残りもあと少しとなったオバマ政権が、「核先制不使用」に対してどういった結論を出すのか注目していきたいね。

詳しくはコチラ→[安倍首相 核先制不使用、米司令官に反対伝える 米紙報道]

難民

開催中のリオ五輪では、五輪史上初の『難民選手団』が活躍しているよね。世界的に注目が集まる難民だけど、世界の彼らへの目はいったいどんなものなんだろう?

日本を含めて強い経済力を持っている国の難民の受け入れはあまり進んでいないよ。それは、難民の衣食住や生活費は受け入れた国が補償するためコストがすごくかかったり、難民の中にテロリストがいるかもしれないという恐れがあるからだよ。実際去年起きたパリ同時多発テロ事件では、2人の実行犯が難民だったんだ。
その反面、難民を受け入れると国家としての信用が世界的に高まったり、労働力の確保ができるというメリットもあるんだ。ドイツのメルケル首相が難民の受け入れに積極的なのは、そのあたりに理由があるみたいだよ。少子高齢化によって労働人口が減っている日本でも、彼らによる経済成長や年金財源確が期待されているんだ。
さて今回の五輪開催国ブラジルだけど、ブラジルは難民保護に積極的なんだ。ほとんどの国は人権状況が悪い国の出身者には事前にビザを取得しないと入国できないという原則を設けて自国にいる申請者が増えすぎないようにしているんだけど、ブラジルはその原則を設けていないから難民たちは安全に入国しているんだって。難民選手団が結成されたのは、開催国がブラジルという要素も理由の一つだったのかもしれないね。
次の開催国は日本。難民選手団が結成されるかはまだわからないけれど、今回の五輪を受けてどうなるのか注目だね。



詳しくはコチラ→[もはや他人事ではない!五輪初「難民選手団」はリオ最大の遺産]

カセットテープ

今、若者を中心にカセットテープの人気が再燃しているよ。

音楽プレーヤーやPCで手軽に高音質の音楽が聴ける今、どうしてカセットテープの人気が再発したんだろう?

 

今、いろんな分野で昭和ブームが起こっているのも要因のひとつだけど、若者がカセットテープで音楽を聴くのには、大きく2つの理由があると考えられるよ。

まず、若者の世代はカセットテープを「存在自体が新しく、操作がめんどくさいがそこがカッコイイ」ものとして認識しているみたい。

録音されている部分まで早送り、まき戻しをしなければ曲を聴けないという手間が良くて、CDのように簡単には曲をスキップできず、

最初から最後まで順番に聴くようになることでよりアーティストの作品を理解できるんだって。

そしてもう一つは、「カセットテープの独特の音質」。

カセットテープ独特のノイズや音の力強さ、コンピューターでは出せない温かみがある音が出るなど、

今の音楽機器の完璧にコントロールされた音に対する反動から惹かれる人が続出しているんだ。

年配の方も若者も、今になって懐かしさや新たな価値観でカセットを楽しむ人が増えているんだね。

これを受けて、最近では専門店や特設コーナーが作られたり、カセットテープの展示会が開催されたりと、これからさらにカセットテープの人気が上昇していきそうだね。

シン・ゴジラ

先月末に公開された『シン・ゴジラ』。公開2週目で動員数145万人以上、興行収入21億円を突破したよ。公開前は情報が少ないせいか、あまり評判が良くなかったのに、どうしてこんなにヒットしているんだろう?

シン・ゴジラがヒットしたのは、いくつか理由があるよ。
まずは、ターゲット設定が上手だったこと。海外版ゴジラは公開されていたものの、前回の国産ゴジラからは12年が経過していてゴジラを知らない子供も多いよね。そこで今作は、昔のゴジラに親しみを持っている大人の男性をターゲットに設定したんだ。かなりリアルに作られているから彼らも満足できるみたいだよ。さらに、総監督が庵野秀明ということで、『新世紀エヴァンゲリオン』のファンの子供や女性も取り込めているんだ。巨大災害後が舞台になっているところなど、共通点もあるよね。
そして、さっき少し触れたリアリティーの追及。大人の働く男性が作品に入り込めるように、現在の日本を忠実に再現しようとしたスタッフは、政治家や官僚などに綿密な取材を行っていて、それを作品に反映しているんだ。さらに、「日本らしさ」を出すためにゴジラにキャスティングされた狂言師の野村萬斎氏。モーションキャプチャーでゴジラを演じていた彼は、狂言で人間ではないものを演じていただけに、ゴジラが本当にそこにいるような感覚を与えてくれるみたいだよ。
サンシャインシティとのコラボやユニバーサルスタジオジャパンで来年からアトラクション化されるなど、ゴジラは今空前のブーム。まだ見ていない人は、劇場に足を運んでみては?

詳しくはコチラ→[封印していた「シン・ゴジラ」の製作者インタビューを解禁! 「新作はポリティカルドラマです」]

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